生後4・5カ月頃から母乳やミルクに加え、離乳食が始まります。
赤ちゃんの噛む力、飲み込む力、そして味覚の発達に合わせて食べやすいよう調理していくのですが、これがなかなか大変。市販の離乳食やサポートグッズを利用して手間をカット、愛情はたっぷりの楽しいお食事タイムにしましょう。

どうやって作る?
離乳食は、赤ちゃんのお口の動きや発達に合わせ、食べ物の固さや大きさなどをステップアップして作っていきます。最初はゴックン期(5、6カ月頃)。トロッとしたものをお口にためてゴックンと飲み込むことに馴れる時期なので、飲み込みやすいようトロトロ状のもの。次はモグモグ期(7、8カ月頃)。舌の先と上あごの前のほうで食べ物をつぶして食べる練習ですから、やっぱりこちらも舌でつぶせるくらい柔らかなもの。それから、歯茎でつぶすカミカミ期(9〜11カ月頃)→前歯と歯茎でしっかり噛むパクパク期(12〜18カ月頃)へと入り、これで離乳食はめでたくフィニッシュ、という流れ。
固さも大きさも、味つけも食材も、このプロセスに従って一歩ずつやっていけばOKといっても、軟らかく茹でたり、煮てから裏ごし。もしくは、細かく切る、つぶすというのが基本。そう、やっぱり手間はしっかりかかってしまうのです!
そのためにまず、裏ごし器やすり鉢、すり棒、おろし板、マッシャーといった離乳食調理具を用意。「離乳食用でなくても、普通の裏ごし器やマッシャーでいいんじゃない?」。確かにそうだけど、どちらが便利かは、次の通り。

赤ちゃんが食べられる食材は限られているし、一つひとつのレシピの量もほんの少し。つまり、ちょっぴり作るのに、手間は大人の倍くらいかかるのが離乳食。少量を作るのに大きなボールやお鍋を使わないように、裏ごし器やすり鉢などの調理器具も赤ちゃんサイズがベストと言ったら、もう納得ですよね。そのほうが使いやすく、効率的。なにより、赤ちゃんのお口に入れるものを作るわけですから、専用の清潔で衛生的なものを。小さければ洗うのも簡単だし、収納もコンパクトで場所をとりません。

離乳食クッキングの必須アイテムがセットになっているものでも、単品ずつ揃えるのでも、どちらでもお好みで。安定感があるか、使いやすいか、洗いやすいか、素材は安心かなどを考えて選びましょう。キッチンで調理するだけでなく、じきに大人のものを取り分けてマッシュしたり、つぶして与えるようになるので、テーブルの上で使ってもサマになるかどうかもポイントです。
- ◎成長段階別の離乳食の進め方はこちら(by. 和光堂)
- → 5、6カ月頃
- → 7、8カ月頃
- → 9〜11カ月頃
- → 12〜18カ月頃
ベビーフードの応用
調理器具もバッチリ、作り方もバッチリ。これで大楽勝かというと、そうでないから、離乳食作りはやっぱり難問。レシピにすぐ行きづまり、張り切ってやればやるほどノルマな気分がヒートアップし、「ああ、やだ・やだ」。で、頑張って作ったのに赤ちゃんが思うように食べてくれないと「キイー!」ってことになっちゃうんですね。
対策は簡単。ベビーフードを利用しましょう。なんといっても、調理ずみだから便利この上なし。それ以上に、味付けや素材の固さなど、研究に研究を重ねてできているのですから、使わない手はありません。
中でも取り入れたいのが、下ごしらえ済みのベビーフード。使いやすいカタチに工夫したクッキング素材やカット素材、さらに、だし・ソース類まで充実。そう、おいしい手作りをサポートしてくれるのがこのタイプ。手間がかかるところは省いてくれ、しかもママメイドにでき、お味も栄養も保証。普段の離乳食作りの中にベビーフードを上手に取り入れ、ママの味をエッヘンと広げていくのです。赤ちゃん用に買った野菜を使い切れなくて、冷蔵庫で腐らせたりすることもないから、経済的にもお得ですね。
ベビーフードの基礎知識
ベビーフードは適応月齢ごとに最適な固さや栄養バランスを考えて作られている商品。衛生面でも安心なほか、必要な時に必要な分だけ使えることなど、メリットの多い優れた食品です。
種類は果実・果汁系、だし・スープ・ソース系、単品素材系、複合素材系・メニュー品系とさまざま。いずれも、粉末、びん詰め、フリーズドライ、レトルトタイプなどがあります。上で紹介したように、ママの負担を単に軽くしてくれるだけでなく、成長やステップに応じ、赤ちゃんの「食べる」練習を応援してくれるのがベビーフード。素材の良さが豊かな味覚を育てるという考えから、食感、色どり、香り、かたちなど、つくりたてのおいしさを生かし、味覚を応援してくれるもの。さらに、噛む力をしっかり育てることを重視したものなど、最近は内容がますます充実してきています。オール手作りを目指すママにもレシピのお手本になりますね。
- ◎成長段階別の離乳食レシピはこちら(by. 和光堂)
- → 5、6カ月頃
- → 7、8カ月頃
- → 9〜11カ月頃
- → 12〜18カ月頃

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赤ちゃんが食べやすく、ママが与えやすいのは?
さあ、おいしく作ったら、おいしく食べてもらいましょう。食欲をそそり、ママが食べさせやすく、自分でも「やってみたくなる」ベビー食器。ちゃんとおすわりして食べるための食事用椅子(小さな赤ちゃんには、セカンドベッドにもなるベビーラックがオススメ)。そして、ランチョンマットに食べこぼしマット、お食事エプロン、お口をきれいにしてあげるためのおしぼりやウェットティシュ、などなど。「お食事、楽しいね!」と思える環境を整えるのが、クッキング同様、ママの腕のみせどころですから!

- ベビー食器は、ある程度深さがあって、すくいやすいもの。スプーンは、最初はママが食べさせるので、柄が長く、先も小さく一口サイズのものを選びましょう。
- 抱っこではなく、ベビーラックなどでちゃんとお座りして、お食事に集中。ママは向かい合わせではなく、赤ちゃん側の90度の位置に。ママと赤ちゃんが同じ目の高さが食べさせやすいほか、この位置だと、自分でスプーンを持ち始める時も手が添えやすく、スムーズにサポートできます。
- 汚すのは当たり前。汚しながら、食べることが上手になっていくので、汚してもいいようにスタンバイ。お食事エプロンやマットはもちろん、ママも気持ちもゆったり広げて。
- テーブルに誘う、アーンしたくなる、自分でもスプーンを使ってみたくなる・・・・その気になる演出を忘れずに。ベビー食器を明るく、楽しいデザインにしたり、言葉かけをしたり。仕上げはママのスマイルでキマリ!
- ◎子どもの食力を育てるママのワザはこちら(by. ベビータウン)
- → 【育て!食力】(9〜11カ月頃)
- → 【育て!食力】(1〜2才児)
- → 【育て!食力】(3才児)

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飲むトレーニング
お口をアーンとあけ、ママに食べさせてもらうのから、自分でスプーンを使う段階へ。3回食が進んでいく頃になると、スプーンの練習という次の課題が待っています。これは道具を使うという大事な勉強。そして、もう一つ。コップで飲むレッスンも始めていきます。
ゴックン→モグモグ→カミカミというように、「食べる」力が段階を追ってついていくように、唇の発達とコップを持って傾けて飲む手の発達の両方が揃わないとできないから、ここでもママはゆっくりサポート。そのプロセスを助けてくれるのが、トレーニングマグです。
赤ちゃんが持ちやすく、握りやすいよう、持ち手付き。吸い口もくわえやすく、吸いやすくできているほか、倒してもこぼれない構造になっているものもと、自然な流れで発達を促すよう工夫されています。持ちやすさ、傾けやすさ、洗いやすさ、逆流や漏れが防げるか、中身が見えるかなどをチェックしてチョイス。乳首→ストロー→カップと、段階ごとに飲み口を替えられるステップ式が便利です。
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