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オーガニックコットンのお話

赤ちゃんにやさしさとキレイな地球を伝えるために オーガニックコットンのお話

「オーガニックコットン」という言葉は
みなさんも聞いたことがあると思います。
なんとなくエコな素材というイメージはありますが、
どんなものかちゃんと知っていますか?
今回は、未来を生きる赤ちゃんのために
ママたちに知ってほしいオーガニックコットンについて
ご紹介します。

取材協力:千趣会
BELLE MAISON

ママの気持ちをチェックしてみましょう!
まずは簡単なアンケートから。あてはまると思う方をチェックしてみてください。

再生するには、FLASHプレイヤーが必要です。
一部の端末ではご覧いただけない場合がございます。

※YESはいくつありましたか?
安心・安全や環境配慮へのみなさんのこだわりはどこにあるか見えてきませんか?

コットン製品はどうやって作られている?
赤ちゃんの産着や肌着など、一番肌に近いところに着けるものは、ほとんどがコットン(綿)製ですね。
赤ちゃん用に限らず、みなさんの家にもたくさんのコットン製品があるのではないでしょうか? 
でも、そんな身近な素材が、どのように作られているかはあまり知られていません。
そこで、コットン製品が作られるまでを、製品からさかのぼって考えていきましょう。
【肌着などの製品】製品として形づくられる前は、「生地」という姿です。【生地】生地は、紡績された「糸」を織ったり編んだりして作られます。【糸】糸は、「綿花」を撚って紡ぐことでできます。【綿花】綿花は植物。つまり「農作物」として栽培されているものです。
「な〜んだ、あたりまえじゃない」と思った人もいるでしょう。
でも、その工程でどれくらいの農薬や薬品が使われていると思いますか?
世界の農薬の4分の1が綿花栽培に使われています
綿花栽培の農地は、世界の全農地面積の約2%。ところが、世界の全農作物のに使われる薬剤のうち、 殺虫剤では約25%、農薬では10%もの量が綿花に使われていると言われています。ちょっとビックリですね。
綿の花は、フラワーショップなどでみなさんも見たことがあると思いますが、枝にふっくらとしたワタがついた可 憐な様子をしています。コットン製品に使われるのはこのワタの部分だけなので、収穫する際に葉の部分が邪 魔になるわけです。
ひとつひとつ手摘みをしていた昔と違って、今は機械で一気に刈り取るため、葉が綿花に混ざらないように落葉 材という薬品を使って人工的に葉を落としています。ここで大量の農薬が使われているのです。落葉材を散布 した後の農地には、24時間、人は立ち入り禁止となります。それくらい人にとって毒性が強いということ。
もちろん栽培時にも害虫駆除や雑草除去のためにも農薬は使われています。
食品ではないけれど、綿花も野菜と同じ農作物。
こんなに農薬が使われている作物だと知ると、コットンに対する思いが
ちょっと変わってきませんか?
オーガニックコットンは無農薬で栽培されたコットンです
オーガニックコットンオーガニックコットンとは農薬や化学肥料を使わずに栽培されたコットンのこと。農薬は一度まかれると土壌にしばらく残るため、3年以上農薬も化学肥料も使われていない土地で栽培されたものだけがオーガニックを名乗れます。
農薬を使わない分だけ、栽培や収穫に手間がかかります。害虫から守るために、害虫の天敵となるテントウ虫を使ったり、葉が自然に落ちる冬の時期まで待ってから収穫されています。

オーガニックコットンがエコと言われる理由は、
このように地球環境へ十分配慮されて栽培されている
からなのです。
知ってほしい、産地の状況
農薬を使って栽培されたコットンも、製品になるまでに農薬は洗い落とされているので、私たちが普段着ているものに農薬が残留しているわけではありません。
けれど、農薬を使ったコットン栽培には大きく2つの問題があります。
産地の生産者の健康被害
農薬などの化学薬品は、産地の土壌や空気の汚染の原因となるだけでなく、土から染みこんだ薬品はやがて地下水や川に流れていくと考えられています。実際に綿花栽培の農家の方々の健康被害が報告されています。
児童労働の問題
綿花はもともとはアメリカなどの先進国で大量生産されていました。しかし、昨今は、代替エネルギーとして注目されるとうもろこし栽培に切り替える農家が増えたり、人件費の高騰などで綿花は農家にとって実入りの悪い作物となり、先進国での綿栽培量は激減し、代わりにインドなど発展途上国に頼るようになりました。発展途上国での問題は、綿花栽培に子どもがかり出されること。
インドはオーガニックコットンの栽培も今では世界一ですが、オーガニックコットン栽培には厳しい基準が設けられ、児童労働は禁止しています。
私たちが日常で何気なく使っているコットン製品が、
産地の人々の健康を害したり、児童労働のもとで作られた材料でできているとしたら、
みなさんはどう感じますか?
製品をつくるときにも環境への配慮を
オーガニックコットン一般のコットン製品は、綿花の栽培だけでなく、紡績されて糸を作ったり、生地を織ったり、最終製品になるまでのすべての段階でも化学薬剤をたくさん使って作られています。
その理由は、農作物である綿花から不純物を取り除いたり、もともと油分をたっぷり含んでいる綿花を脱脂したり、生地を漂白したりとさまざまな工程が必要だからです。
せっかく無農薬で栽培したコットンをこんなふうに加工しては意味がありませんね。
そこで、日本オーガニックコットン協会では、認証基準を設けて、製造工程においても極力化学薬剤を使わずに、環境負荷の低い方法で製品まで仕上げ、食品のようにトレーサビリティ(流通上の追跡が可能なこと)を重視しています。そしてその基準を満たすものだけにマークを付与しています。
摘んだままの綿花(左)と脱脂綿(右)を、水を入れたコップに入れてみました。

再生するには、FLASHプレイヤーが必要です。
一部の端末ではご覧いただけない場合がございます。

綿花は天然の油分を含んでいるため水に浮きます。

製品にするときには油分をとりますが、
オーガニックコットンは化学薬剤を使わずに人にも環境にもやさしい方法で加工しています。
そのため天然の油分が繊維にほどよく残り、ふわふわの風合いがいつまでも保てるのです。

 

さて、冒頭のアンケートを再度やってみませんか?
今、当てはまることではなく、「これからやってみたいこと」で 答えてみてください。
自分たちの安心・安全を考えることはもちろん、 地球への配慮もこめて、
みなさんの「YES」が少しでも増えていたらうれしいです。

ベビータウンがオススメする、オーガニックコットンアイテム
プリスティンベビーのベビー&ママグッズ
主にテキサスのオーガニックコットン畑で栽培された綿花を、日本で紡績、編み、織り、製造しているこだわりのブランド。環境にも人にも配慮して製造されているので、赤ちゃんがなめても安心。染色もせず、すべて天然のコットンのやさしい色です。
*まだまだある!オススメのオーガニックコットングッズはこちら>>
ワンポイント情報:オーガニックコットン製品は化学薬品を極力使用せずに作られているので、家庭でのお洗濯の際も蛍光剤などが使われていない無添加の洗剤で洗ってください。柔軟剤も使わなくても、ふわふわです。

今まで使っている一般のコットン製品も
みなさんの手元に届くまでに薬剤などは残らないように作られていますし、
カラフルなコットン製品ももちろん素敵。
でも、コットンの栽培に、上記のような問題があることもまた事実です。
自分たちが着たり使ったりするものが
地球や異国の人々を哀しませているとしたら
ちょっと胸が痛みませんか?
何より、赤ちゃんたちの未来に、
キレイな地球を残してあげるために
少しずつでもオーガニックなものを取り入れていけたらいいですね。

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