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パパの育児

体験/アドバイス

育児休暇を取りたいパパへのアドバイス

2005.01.01

もっと育児をする時間がほしい!と行動を起こしているグループがあります。
「いくじれん(正式名称:男も女も育児時間を!連絡会)」の方4名にお話を聞いてみました。

お答えくださった方

Tさん(2児のパパ)
Nさん(2児のパパ)
Mさん(1児のパパ)
Mさん(1児のママ)

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「いくじれん」ではいつごろから、どんな活動をおこなっていらっしゃるのですか?

Tさん

発足したのが1980年ともう20年以上前です。まだ育児休暇が法制化される前に、ある自治体の男性職員の方が育児のための休暇を取ろうと、職場に協力を求めたことがきっかけでした。特に決まった活動があるわけではありませんが、仕事を持つ人が家族も大事にするというライフスタイルを無理なく選択できるように、何をするべきかを一緒に考えているグループです。今までに、シンポジウムを開催したり、関連書籍の発行、海外への視察などを行ってきたり、経済団体や厚生労働省などの審議会へ意見を述べたりしています。普段はインターネットを通じて、会員同士や一般の方からの質問やご相談にお答えしたりもしています。

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みなさん自身は育児休暇を取られたのですか?

Mさん(パパ)

取った人もいれば、取れなかった人もいます。私自身は会社に申請しても取れなかったので、保育園の送り迎えのために育児時間の短縮勤務をしていました。その申請の際に、Tさんをはじめとする「いくじれん」の方々に相談にのっていただきました。育児休暇に限らず、育児をする時間を無理なく確保するために、お互いの経験を語ったり、知恵を出し合っているのが私たちの会です。

Nさん

私は医師で、子どもが小さかった当時は大学の医局に勤めていました。育児を父親もすることは当然だと思っていましたが、大学病院では育児休暇などは想像もつかない世界で、仕事も激務でした。二人目が生まれたときに体力的に限界を感じ、今は医局を辞めて保険会社の医師として勤めています。

Tさん

私の娘はもう20歳と15歳になりますから、制度として育児休暇はなかった時代でした。でも同じ会社で妻も働いていましたから、保育園の送り迎えなどでどちらかがどうしても朝の就業時間に間に合わない。遅刻扱いになってしまうのです。そのため育児のための時間短縮労働を会社に申請し、育児をしながら働ける環境作りを自ら働きかけていました。

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Tさんは会社と闘ったということですか?

Tさん

会社は理解を示してくれましたから闘ったというということではありませんが、誰かが言い出さなければ気づかないのが会社なんでしょうね。

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ご自分の出世に響くなど考えませんでしたか?

Tさん

考えましたけれど、妻が育児に、私が仕事に専念したとしても、そのことでわずかに上がる私のお給料の額よりも、妻と共働きでダブルインカムの状態の方が、家庭全体でみたら大きいですから(笑)。

Mさん(ママ)

私は働く母親の立場としてこの会に参加していますが、「いくじれん」の男性は、慣習や会社の風土にとらわれずに、自分のライフスタイルをそれぞれに追求したい、という自然な人たちが多いんで。

Tさん

日本の会社は社員に会社中心のライフスタイルを強要していますよね。それはおかしいし、家族がしあわせになれなければ父親が働く意味はないと思うのです。そうした意味で、私は次世代育成支援に対する国の取り組みはある程度評価しています。義務化しなければものごとは進まないことはありますから。でも、企業で働く父親の一人ひとりにとっては、企業のトップの人たちの意識が変わらないと、なかなか育児をすることに積極的になれないことが現実ですよね。次世代育成推進法の意味を経営者の人にこそ理解してほしいと思います。

会社員である前に、一人の人間として家族とどう幸せに生きるかを普通に考えている人たちの集まり、それが「いくじれん」の方々のようでした。前例がないことだからとあきらめず会社にはたらきかけたり、ときには自分の働き方を変えてみたりと、いろいろな経験をされた方が大勢いらっしゃるそう。「ママひろば」会員以外の方のご相談にものってくれるようなので、先輩パパの声が聞きたい人は一度のぞいてみてはどうでしょう?

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「育児休暇を取りたい。でも…」と思うパパへ。もっと育児をする時間がほしい!と行動を起こしているグループがあります。「いくじれん(正式名称:男も女も育児時間を!連絡会)」の方の活動内容、育児休暇に対する考え方をご紹介します。出産・育児のサポートサイト「ベビータウン」