おむつがはずれる日まで、おむつ替えは日に何度も行う育児の定番。慣れてくればママやパパの手ぎわがよくなるけれど、赤ちゃんが動いたりおむつ替えの最中におしっこをしてまわりを汚してしまったり、汚れたおむつの処理も臭いが気になったりとなかなかの手間です。先輩ママやママ仲間はおむつ替えをどう工夫しているのかアンケートしてみました。是非参考にしてください。
アンケート実施期間:2019年11月27日(水)-12月3日(火)
アンケート対象:ベビータウン会員(回答者数=2595名)
目次
おむつ替えシートは使っている?
おむつ替えのときにまわりの汚れ防止や赤ちゃんのクッションのために、おむつ替えシートがありますね。専用のものでなくても、何らかの汚れ防止のものを使っているか聞いたところ、意外にも「使っていない」という人がおうちでのおむつ替えで59.1%、外出先のおむつ替えで53.2%と、いずれも半数以上の人が何も敷かずにおむつ替えをしていました。
使っている人では、「うんちのときだけ使っている」が24.9%、「常に使っている」が14.3%。一方で外出先では、「常に使っている」が26.1%、「うんちのときだけ使っている」が16.3%でした。おうちではまわりの汚れ防止のために、外出先では赤ちゃんを守るために使っている人が多いのかもしれませんね。
おむつ替えシートを使っている人に、どんなシートかうかがったのが下のグラフです。おうちでも外出先でも「おむつの下に敷く、おむつ替え専用の防水シート」が最多。特に外出先では圧倒的でしたので、おむつ替え専用シートは主におでかけ用に準備している人が多いようです。おうちでは「おむつ替え専用ではないが、タオルや新聞紙などをおむつの下に敷いている」(30.3%)のように、おうちにあるもので代用しているようです。
「その他」の回答で多かったのがおうち、外出先とも「ペットシーツ」。ペットを飼っているご家庭の場合、用途が似ているから兼用して節約しているのかも!
使用済みのおむつはどうしている?
赤ちゃんが生まれると急に増えるのが使用済みのおむつによるゴミですね。おしっこを含むと膨らんでかさばるうえ、気になるのが臭い。そこで、おうちでのおむつ替えで、ゴミ収集の日までおむつをどうしているかを聞いたのが下の2つのグラフです。
まず、使用済みのおむつを入れているゴミ箱について聞いたところ、入れ物は専用だったり普通のゴミ箱だったりとさまざまですが、他の生活ゴミとは分けている人が上位3位までしめており、約7割はおむつ用に何らかの入れ物を用意しています。
ゴミ箱やバケツに入れる前に、個々のおむつを何かにくるんでいるかについては「普通のビニール袋やレジ袋など、水分を通さないものに入れている」が約半数の49.2%。次いで「消臭機能付きのビニール袋に入れている」で24.1%でした。主に臭いを防ぐために個別の袋に入れてから捨てていると思いますが、臭いのもれ方はゴミ箱を置いている場所にもよるので人それぞれですね。
フリーコメントで多かったのが「パン袋」。SNSで臭いがもれにくいと話題になったことがあるそうですが、根拠はないようです。「傘袋」を使っている人も多く、同じ捨てるものなら再利用するのはよいことですね。
外出先での使用済みのおむつはどうしている?
ママ友の家では持ち帰る人が多数
外出先でおむつ替えをした場合、使用済みのおむつは捨てられる場所があれば捨ててくる」と答えた人が圧倒的で92.9%。未使用のおむつよりもずっと重くてかさばるから、ショッピングセンターのおむつ替えコーナーや多目的トイレのように、捨ててもよい場所があればそうさせてもらいたいですね。
悩みどころは公共の場ではなく、ママ友など一般の家庭に遊びに行ったとき。そのときの対応について聞いたのが下のグラフで最多は「相手が誰であれ、必ず持ち帰る」が36.4%。捨てさせてもらうかは相手との関係性にもよると思いますが、ママ友だからこそ、お互いゴミが増える大変さを理解して持ち帰っているのかもしれませんね。
「その他」では「相手の方から『捨てていいよ』と言われたら捨てさせてもらう」という回答が多かったです。
外出時は消臭機能付きの袋が重宝
外出先から使用済みおむつを持ち帰るときは、必ず何かに包んで持ち帰ることになりますね。その際に使っているものについて聞いたのが下のグラフです。最多はおうちでのおむつ替えと同様に「普通のビニール袋やレジ袋」(49.2%)でしたが、「消臭機能付きのビニール袋」の比率がおうちよりもグッと増えて43.5%。やっぱり人がいる場所を通る際に臭いは気になりますね。
おむつ替えのどんなことで悩んで、どう工夫している?
おうちでは汚れにまつわる悩みが多い
おうちでのおむつ替えで悩むこと、困ることで多かった回答のベスト5は下記の通り。
おうちでのおむつ替えの悩み
1位:赤ちゃんが動くのでうまくおむつ替えができない(61.0%)
2位:おむつ替えの最中におしっこやうんちをされて、新しいおむつが汚れて無駄になることがある(33.1%)
3位:おむつ替えの最中におしっこやうんちをされて、まわりやママ自身が汚れてしまうことがある(28.8%)
4位:赤ちゃんが動くので、まわりが汚れてしまうことがある(27.1%)
5位:うんちの臭いなどが部屋にこもる(24.9%)
赤ちゃんが動くと上手におむつ替えができず、正しいあて方ができないことでモレの原因にもなりますね。
また、おむつ替えの最中におしっこやうんちをすることでの悩みが高いようです。
おうちでのおむつ替えで工夫していること
おうちでのおむつ替えで工夫していることについて聞いてみました。最も多く見られたのは「うんちはトイレに流してから捨てる」で、これは臭いと汚れ防止対策のてっぱん。また、「うんちのときはお尻を洗う」、「男の子はおしっこが飛び散らないようにおちんちんにおしりふきを載せておむつ替えする」も多かったです。
その他のみんなのアイデアもご紹介しますので是非参考にしてみてください。
うんちをトイレに捨てるときに、牛乳パックをカード状に切ったものでこそげ落としている。丈夫で防水性も高く、そのまま捨てられるので便利です
(東京都/匿名希望さん)
新生児の頃から、うんちの時は流せるおしり拭きを使い、少しでもオムツ関係のゴミが減るように気を付けてきました。オムツは仕方ないとしても、うんちが付いたおしり拭きを処理できるだけで、気のせいかもしれませんが臭いも半減したと思います(笑)
(埼玉県/匿名希望さん)
新生児で大量のゆるうんちが出たときは、オムツを開けてティッシュで吸わせます。赤ちゃんが動いて周りが汚れるのを防げますよ♪
(宮崎県/みーさん)
テープ型とパンツ型の両方を買っておき、おとなしくしている時にはテープ型、遊び回って寝返りをしたがっている時はパンツ型に履き替えさせることで、コストを抑えつつできるだけスムーズに履き替えさせるようにしています
(大阪府/ぺこさん)
うんちの時はペットシーツをおむつ替え用シーツとして使っています。安いし、すぐ捨てられるし、外出時もおむつ替えシートの上に敷いてからおむつ替えをしています
(岐阜県/はなこさん)
子どもが飽きないように、歌いながらオムツ替えを行う。また、使用済みオムツを捨てるゴミ箱の蓋の内側に子どもが好きなキャラクターのステッカーをはり、子どもに捨てさせる。そうすることで、オムツを替えればキャラクターに会えると覚えさせ、オムツ替えが楽しくなるようにしている
(東京都/てでぐまさん)
3歳と0歳ではうんちの固さが違うので、上の子は流せるおしりふき、下の子はうんち用に大判のおしりふき、おしっこ用に普通のおしりふきと3種類常備している。しかし、パパには違いがわからないのでいつも混乱している
(茨城県/やまぴさん)
外出先では荷物の多さ、おむつ替えシートの少なさ
一方、外出先でのおむつ替えで悩むこと、困ることで多かった回答のベスト5は下記の通り。
外出でのおむつ替えの悩み
1位:おむつ替えのための荷物が多くて大変(49.4%)
2位:子どもがじっとしていないので慣れない場所でおむつを替えることが大変(40.5%)
3位:使用済みの紙おむつを処理する(捨てられる)場所が少ない(33.6%)
4位:おむつ替えシートのある男性トイレが少ない(パパと子どもだけのお出かけが困る)(29.2%)
5位:おむつ替えシートのある女性トイレが少ない(22.2%)
外出時の悩みはやっぱり荷物!赤ちゃんが動くことでおむつ替えが大変なのは、おうちでも外出先でもママの大きな悩みとなっている様子がうかがえます。
また、昔よりは増えているものの、まだ紙おむつを捨てられる場所やおむつ替えシートのあるトイレが少ない事情も読み取れます。
おむつ替えシートのあるトイレは、ベビーグッズ専門店や大手のショッピングセンターには充実していて、行動範囲にそれらがある人はいいですが、普段買い物に行く場所にないととても不便ですよね。
また、フリーコメントで多かった悩みが、外出先におむつ替えシートがあっても汚れていること。古さによる経年劣化もあるかもしれませんが、汚れをそのままにしている人もなかにはいるようです。冒頭で汚れ防止用のおむつ替えシートを使っていない人が多かったですが、汚さないためにも、赤ちゃんを汚れから守るためにも、おでかけ時には持っていくとよいかもしれませんね。
外出先でのおむつ替えで工夫していること
外出先でのおむつ替えで工夫していることについて聞いてみました。最も多かったのが「とにかく手早く」。慣れない場所でのおむつ替えで子どもがぐずってもサッとやるのが秘訣のよう。また、「出かける前におむつ替えスペースの場所を探してから行く」も多く、最近はアプリで検索できるものも。車で出かける人は「車の中でおむつ替えすれば急がずできる」という声も多かったです。
アプリでオムツ替えのできるところを探し、写真も載っていたりするので、それを参考に綺麗そうな所を利用している
(東京都/匿名希望さん)
替えたいタイミングで利用できないかもしれないので、オムツ交換台を見つけたらこまめに入るようにしている
(神奈川県/ひなままさん)
おむつ、おしりふき、おむつかえシート、除菌スプレー、ジップバックなど使うものをワンセットにして、もたもたしないように気を付けてます
(茨城県/匿名希望さん)
ベビールームなど男性も入れる所ではパパにも手伝ってもらって、役割り分担してなるべく早くスムーズに替える
(愛知県/わかちゃんマンママさん)
オムツ替え台に除菌スプレーをしてから、子どもを乗せる
(東京都/みっちーさん)
外出先のオムツ台はキレイかどうか心配なので、使い捨てのオムツ替えシートに寝かせて変えるようにしている
(熊本県/匿名希望さん)
オムツ替えシートが硬いので、バスタオルを敷いたり、頭のところにタオルを敷いたりして、子どもが嫌がらないように気をつけています
(新潟県/匿名希望さん)
オムツが捨てられない場合、消臭付きのビニール袋を持っているけど万が一臭っても嫌なので、オムツ替えに使用したシーツ(ペットシート)に使用済みオムツを包んでからビニールに入れて縛ってます。そうすると全く臭いが気にならないし、一時的にカバンに入れていても自分自身が気にならないです
(島根県/Ryesさん)
次の人が気持ちよくオムツ替えの台を使えるように、使ったあとはお尻拭きで拭くようにしています
(埼玉県/ゆうこりんさん)匿名希望さん)
替えたいタイミングで利用できないかもしれないので、オムツ交換台を見つけたらこまめに入るようにしている
(神奈川県/ひなままさん)
おむつ、おしりふき、おむつかえシート、除菌スプレー、ジップバックなど使うものをワンセットにして、もたもたしないように気を付けてます
(茨城県/匿名希望さん)
ベビールームなど男性も入れる所ではパパにも手伝ってもらって、役割り分担してなるべく早くスムーズに替える
(愛知県/わかちゃんマンママさん)
オムツ替え台に除菌スプレーをしてから、子どもを乗せる
(東京都/みっちーさん)
外出先のオムツ台はキレイかどうか心配なので、使い捨てのオムツ替えシートに寝かせて変えるようにしている
(熊本県/匿名希望さん)
オムツ替えシートが硬いので、バスタオルを敷いたり、頭のところにタオルを敷いたりして、子どもが嫌がらないように気をつけています
(新潟県/匿名希望さん)
オムツが捨てられない場合、消臭付きのビニール袋を持っているけど万が一臭っても嫌なので、オムツ替えに使用したシーツ(ペットシート)に使用済みオムツを包んでからビニールに入れて縛ってます。そうすると全く臭いが気にならないし、一時的にカバンに入れていても自分自身が気にならないです
(島根県/Ryesさん)
次の人が気持ちよくオムツ替えの台を使えるように、使ったあとはお尻拭きで拭くようにしています
(埼玉県/ゆうこりんさん)
おうちでのおむつ替えは、主にママやパパ自身が汚れや臭いで困らないように工夫しますが、外出先では他の人へのマナーも含まれてきますね。子育て中は体力的にも気持ちにも余裕がなくなることがあるので、多めに見てほしいこともありますが、最低限のマナーは守りたいもの。おむつ替えの悩みを解決するグッズはたくさんあるので、上手に利用して家でも外でも気持ちよくおむつ替えできるようにしてみてください!
それでも特定の場所以外で、まだおむつ替えができる場所が少ないのも気になります。働くママや子育てするパパが当たり前になっている時代に、誰でもどこでもおむつ替えができる場所をもっと増やしてほしいですね。