ベビータウン

離乳食・食事

専門家/メーカー

生後7ヶ月~11ヶ月の赤ちゃんの離乳食の疑問を解決!

2002.04.10

このコーナーの「生後5ヶ月・6ヶ月の赤ちゃんの離乳食の疑問を解決!」では離乳開始のころのポイントについてご紹介しましたが、今回は7、8ヶ月頃から11ヶ月頃までについてお伝えします。
5、6ヶ月頃までは、母乳やミルク以外の味に慣れることやごっくんと飲み込む練習が主な役割でしたね。
月齢が進むにつれ、離乳食は赤ちゃんにとって大切な役割を担うようになってきます。
ちょっとずつ大人の食事に近づけていく段階を詳しく見ていきましょう!

取材協力:和光堂wakodo

生後7、8ヶ月頃

離乳食の固さを変えたら急に食べなくなったけれど?

5、6ヶ月頃は離乳食を喜んで食べていたのに、離乳食の固さを変えたとたんに嫌がり出しました。満7ヶ月を過ぎているのに...。

(7ヶ月の赤ちゃんのママ)

あまりにもマニュアル通りに急激に食材の大きさ、固さを変えていませんか?
赤ちゃんは急に成長するわけではないので、離乳食の切替も「徐々に」進めましょう!

たとえば...

5、6ヶ月頃の離乳食の固さの目安

なめらかくすりつぶした状態

7、8ヶ月頃の離乳食の固さの目安

舌でつぶせる固さ
(お豆腐くらい)

食材の状態がこんなに急に変わったら赤ちゃんはビックリ!
最初はこの中間くらいの固さにしたり、ドロドロ状のものと少し固めのものを混ぜたりするなど、少しずつ固形物を増やしていってあげましょう。


離乳食が「お食事」としての役割を持ち始める時期ですね。この時期になると、離乳食からとるエネルギーの割合もだんだん増えていきます。

与え方の目安はこちらをご参考に!「7、8ヶ月頃の離乳食の進め方」

1回の量はあくまで目安ですので、1度の食事で少なかったり多かったりしても赤ちゃんの機嫌がよければ大丈夫!1回1回ノルマのように無理に与えずに、赤ちゃんの様子を見ながら進めましょう。2、3日単位で考えて栄養が足りていればOKです。

この時期の離乳食の役割をみてみましょう

舌でつぶして食べること

赤ちゃんに急激に固い食べ物を与えると、口の中で押しつぶすことができずにそのまま丸のみしてしまいます。丸のみは正常な消化吸収を妨げるだけでなく、食物がのどにつまることも。また、噛むことは「食材の味をより認識できるようになる。唾液の分泌を促し、食物の消化吸収をよくするだけでなく、全身の健康や脳の活性化につながる。」と言われています。ちゃんと噛めるようになるには、発達段階に合った大きさ、固さの食材を与えることが大切です。まだ歯が生えていないこの時期は、まずは舌を使ってつぶせる固さからスタートすると、自然にモグモグできるようになります。舌でつぶせているかどうかは、外から見て唇が左右同時に薄くひろがったり縮んだりしている(唇を閉じた状態でモグモグしている)かどうかでわかりますよ!

唇の動きの発達

食品の種類を増やすこと

離乳食の量が増えるとともに、母乳やミルクの量は減ってきます。赤ちゃんにとって理想的な栄養バランスを持つ母乳やミルクの替わりに、食材から栄養を取り始める時期です。穀類、たんぱく源となる食材、野菜を組み合わせ、好き嫌いの激しい子にならないよう、いろいろな食材を経験させてあげましょう。

  • 離乳食は1日2回。1回ごとに多少量が違っても大丈夫!
  • 少しずつ食品の種類や量を増やし、味覚の経験を広げていきましょう
  • 食材の固さも軟らかめから少しずつ固さのあるものに慣らしていきましょう
  • 新しい食材はできれば午前中に、慣れた食品は午後に与えるとよいでしょう
  • 便の中に野菜がそのまま出てきても、ちゃんとモグモグしていれば心配ありません
  • 離乳食の量が増えるにつれ、あまり飲まなくなってきますが、ほしがれば十分与えましょう

簡単に短時間でつくれ、工夫次第でメニューの幅が広がる!

おでかけに便利!

噛む力のステップアップに

7、8ヶ月頃のベビーフードによくある質問

最近のベビーフードはおいしすぎる!
味がしっかりついているけど塩分が多いのでは?

おばあちゃんたちが今のベビーフードを食べると「どうしてこんなにおいしいの?」と、昔と比べて思うかもしれませんね。おいしいからと言って、味が濃い=塩分が濃いわけではありません。天然のだしのうま味がきいているので「味がしっかりついている」と感じるだけで、塩分はごくわずか。製造技術の進歩により、だしや素材の味がそこなわれないベビーフードが登場するようになったのです。ママが手作りするときも、「だしはしっかり、味付けは薄目」にするとおいしくなりますよ。

市販食品の塩分比較

例)コーンスープ
 ベビーフード→0.35%
 大人用→0.7%

  • ベビーフードは塩分が0.5%以下になるように作られています。

生後9~11ヶ月頃

ママが与えるのを嫌がります

スプーンを持てるようになって自分で食べたがりますが、汚すだけで全然食べていません。私があげようとすると嫌がって食べないし...。どうしたらいいでしょう?

(9ヶ月の赤ちゃんのママ)

スプーンやフォークに興味を持ち出したら、そろそろ自分で持たせる練習をさせてもOKです。最初から上手には使えないので落としたりこぼしたりして汚しても、きつく叱ってはダメ。こぼしても大丈夫なように、エプロンをさせたり、床にビニールシートなどを敷いておくとよいでしょう。

汚されちゃったとき、ママはスプーンを取り上げて怖い顔で食べさせようとしていませんか?怒ったママに「あーん」と言われても赤ちゃんは食べたいという気持ちになれないもの。できるだけ笑顔で接してあげて、食事嫌いにさせないように心がけてくださいね。


モグモグと舌を使って上手に食べられるようになっていたら、3回食へ進んで行きましょう。

与え方の目安はこちらをご参考に!「9~11ヶ月頃の離乳食の進め方」

この時期になるとほとんどの食材が食べられるようになります。ママ&パパ用の食事を作る際、仕上げの味付けをする前に、赤ちゃんの分を取り分けてさらに煮詰めたり細かく刻んだりと、大人用のメニューの延長でできちゃうことも多くなってきますね。もちろん大人の食事の栄養バランスがよければ、ということを忘れずに!

この時期の離乳食の役割をみてみましょう

順調なら1日3回食へ進みましょう

生後9~11ヶ月頃になるとそれまで以上に赤ちゃんの1日に必要なエネルギー量を離乳食からとるようになります。母乳やミルクと、離乳食の割合が逆転する、ということですね。そうして大人と同じように、「1日3回」の食事が自然のことになるようにしましょう。1回の食事で赤ちゃんはたくさんの量を食べられませんし、ある程度食べると噛んで食べることにも疲れてきます。この時期も1回の食事量の目安にこだわりすぎず、トータルのバランスで、栄養が不足したり偏らない程度に臨機応変に対処していきましょう。

鉄分を取るように心がけましょう

前述のように、今までより母乳やミルクの摂取量が減る時期。母乳やミルクは離乳食の食材に比べて鉄分の含有量が多いだけでなく、吸収率も優れています。離乳食がメインになった際、食べる食材によっては鉄分が不足しがちになります。鉄分といえばほうれん草、と思いがちですが意外と吸収率が悪いのです。赤身の魚や肉、レバーを利用しましょう。レバーは鉄分が豊富で吸収率も高い反面、臭みを取るなど調理に手間がかかるのが難点。鉄強化のベビーフードを利用するのも良いでしょう。また、フォローアップミルクは鉄が強化され、その吸収も良いので強い味方になります。 この時期からフォローアップミルクを上手に使うことをオススメします。

フォローアップミルクで鉄分も補給!哺乳ビンも卒業の時期ですね

  • 1日3回食の習慣をつけましょう
  • 食品の固さは歯ぐきでつぶせる固さが目安
  • 自分の手でスプーンなどを持って食べさせてみましょう。ただし自分で上手に食べられる量は少しなので、しっかりフォローしてあげましょう
  • 自分で食べたときに手づかみしたりこぼしたりしても、叱らずどんと構えて!
  • 味覚の発達のために食材の種類や味付けのバリエーションを増やして、いろいろな味を経験させましょう
  • 鉄分が不足しがちなので、フォローアップミルクを与えたり、鉄分を多く含む食品を意識して取り入れましょう

9~11ヶ月頃の離乳食の固さの目安

歯ぐきでつぶせる固さ
(バナナくらい)

ついに我が子も3度の食事をとるように!成長はウレシイ、でもメニューを考えるのが大変...、なんて思ったときはベビーフードに頼っちゃいましょう。メニューや味付け、固さのお手本にもなるし、大人と取り分けを進める際の参考にもなりますよ!

おやつとしても楽しめます!

おでかけに便利!

噛む力のステップアップに

9~11ヶ月頃のベビーフードによくある質問

便利なのでベビーフードばかり使っていますが問題ありませんか?

同じメニューばかりでなく栄養のバランスを考えていろいろなものを与えているのであれば大丈夫です。ベビーフードは味付けや食材の選択、衛生面を厳しく管理して作られているので安心して使えます。
でも、ママが手抜きをしている気分になるのでしたら、ベビーフードにちょっと手を加えてオリジナルメニューにバージョンアップさせてみては? 一から調理するよりずっと簡単で、バリエーションもグッと増えますよ!


生活が不規則でベビーフードでラクをしても3回食がうまくいきません。

生活が夜型で、朝起きる時間が遅くなると、なかなか3回食のリズムがつかみにくくなってしまいがち。食べてほしい時に食べてくれなかったら、お散歩の時にちょっと持っていってお弁当気分で与えてみるのも手。食欲をそそる演出もたまには必要かもしれませんね。

便利なお弁当タイプ
ベビーフードもあります!

離乳食の基本については、「基本を知ってのびのびチャレンジ 離乳食ってなあーに?」で、離乳開始のポイントについては「離乳食の”ハテナ?”を解決part1」でご紹介していますのでINDEXからご覧ください。離乳食に悩んでいるママはあなただけではありません。たくさんのママの悩みに応えている「すくすくQ&A 食事編」は、きっと役に立つと思いますのでご参考に!

あわせて読みたい記事

記事をシェアしよう!

ベビータウンとは?

  • ポイントを集めて、素敵な景品と交換できる♪
  • お子様の月齢にあわせたアドバイスをメール配信!
  • 育児アンケートに答えてポイントやプレゼントがもらえる!

ベビータウンポイントをためて素敵な商品をGETしようベビータウンポイントをためて素敵な商品をGETしよう

離乳食を始めた7ヶ月から11ヶ月の赤ちゃんにとっての離乳食の役割とは?月齢が進むにつれ、離乳食は赤ちゃんにとって大切な役割を担うようになってきます。ちょっとずつ大人の食事に近づけていく段階を見ていきましょう!出産・育児のサポートサイト「ベビータウン」