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生後12ヶ月以降の赤ちゃんの離乳食の疑問を解決!

2002.07.10

「生後5ヶ月・6ヶ月の赤ちゃんの離乳食の疑問を解決!」「生後7ヶ月~11ヶ月の赤ちゃんの離乳食の疑問を解決!」でご紹介してきた離乳食のポイントシリーズ。
最終回の今回はいよいよ離乳の完了から幼児食についてです。
おっぱいやミルクをあげて、離乳食も作って、という生活から3度の食事という大人といっしょの食生活スタイルへと移行していく時期。
むずかしいことはありませんから、ママがあせらず「食」と子どもの成長を楽しむ気持ちでのぞんでくださいね!

取材協力:和光堂wakodo

生後12~18ヶ月頃

離乳の完了ということはこれで「離乳食」を卒業するということ?

生後15ヶ月になろうとしているのに、いろいろな食材をまだ上手に噛み切れません。ウチの子は発育が遅れているのでしょうか…

(15ヶ月の赤ちゃんのママ)

「離乳の完了」といっても、その後すぐ大人といっしょのものが食べられるわけではありません。「離乳の完了」というのは栄養の主体が母乳やミルクから食事に交替する時期のことです。だから食べられる食材の固さや味付けは大人とはまだまだちがって当然なんですよ!

12~15ヶ月頃の離乳食の固さの目安

  • 見た目は素材の形が残っていますが、やわらかく煮た状態。 口に含んで、歯ぐきで噛める固さ(肉だんごくらい)です。

今まで紹介してきたように、「離乳食」には栄養補給だけでなく、いろいろな味を覚えたり、噛んだり飲み込んだりすることや自分で食べることを覚えるなど、さまざまな役割がありました。「離乳の完了」には、栄養の主体がミルクや母乳から食べ物へと変わりますが、「離乳食」が持つその他の役割は、「幼児食」へと引き継がれていきます。

咀嚼能力は6歳で40%、10歳で75%、16歳でやっと100%になると言われています。

調理の仕方やメニューなどが急激に変わるのではなく、徐々に大人の食事に近づけていく、ということを忘れずに!

離乳食の役割

この時期の離乳食の役割をみてみましょう

形のあるものを噛みつぶして食べること

9~11ヶ月頃に引き続き、咀嚼能力を身につけるには、まだまだ練習が必要です。9~11ヶ月頃では歯ぐきでかみつぶせる固さが目安でしたが、この時期は前歯が生え始めている時期なので「噛み切る」ということを覚えさせましょう。ただし奥歯はまだ生えていない子がほとんどなので、前歯で噛み切れても大人のように奥歯ですりつぶすことができません。だから食材の固さは「歯ぐきで噛める」固さに。咀嚼のメインはまだ歯ぐきです。

1日3回食を進めること

離乳の完了とは栄養の主体を、母乳やミルクから食事にしていく時期です。だから大人と同じように「食事は1日3回食べるものなんだ」と習慣づけていくようにしましょう。ただしまだ1度にたくさん食べられないので、食事だけでは栄養が足りなくなってきます。そのためこの時期からおやつ(果物や赤ちゃん用のお菓子など)やフォローアップミルクを栄養補給の一環として与えるようにしましょう。

この時期になるとほとんどの食材が食べられるようになります。でも「味付けは薄目に、歯ぐきで噛める固さに」は守って!ナマモノや油っこいもの、甘みの強いものはまだ与えるには早いです!

  • 離乳食は1日3回に。
    食事でとりきれない栄養素は、1日1~2回のおやつで補いましょう。
  • 1歳を過ぎたら牛乳かフォローアップミルクを1日400ml、コップであげましょう。
  • 大人のものを利用してメニューに変化をつけたり、食卓を楽しく演出しましょう。

栄養のほとんどを食事からとるようになると、メニューのバランスに気を配らなくてはいけませんね。そんなときはバリエーション豊富なベビーフードがやっぱり便利!たくさんの食材を使ったメニューなど、自分で作ると手間がかかるものも、ベビーフードならカンタンですね。食材の固さの参考にもなりますよ。

生後19ヶ月頃~

離乳食とも大人の食事ともちがう幼児食って何ですか?

おっぱいを卒業したので親の取り分けを多少つぶして与えていますが、幼児食ってこれで大丈夫でしょうか?離乳食とはどう違うのですか?

(1歳6ヶ月の赤ちゃんのママ)

この頃になると、子どもにも奥歯が生えてきます。 でもまだ全部の歯が生えているわけではないので、前歯で噛んで奥歯ですりつぶして上手に食べられるように、大人よりもやわらかく調理してあげましょう。 離乳完了期でも述べましたが、味付けが濃すぎないように、また、野菜の繊維やお肉のスジなど噛み切りにくい食材は特に注意してくださいね。

1日3食がリズムになって、歯と歯ぐきで噛んで食べ、フォローアップミルクや牛乳をコップで飲めるようになったら、幼児食のスタートです。この時期に形成される食習慣は、その後の食生活や子どもの健康の基礎を作るために重要です。 離乳期と比較するとこの時期は、食材の食感(形や固さ)に慣れることよりも、好き嫌いをおこさず食べられるように、味覚と栄養のバランスにポイントが移っていきます。

幼児食の役割・注意点をみてみましょう

「自分で食べる」ことをさせましょう

離乳食は主にママが食べさせてあげていたのに対し、スプーンやフォークも使えるようになる時期の幼児食は、自分で食べることがメインになってきます。最初は上手にできなくてあたりまえですから、こぼしたり食べ散らかしてもママはあわてず、怒らずドンとかまえて!むしろ意識したいのは、子どもが自分で食べやすい状態になっているかどうかです。食材の固さや味付けだけでなく、フォークでさしやすい形か、お皿はスプーンですくいやすい形かなど、「上手にできた!」と感じさせる工夫が食を楽しむきっかけになります。どうしてもうまくできないときはママが手を貸してあげましょう。また遊んでしまったり、工夫しても食べたがらないときは、食欲がないのかも。無理に食べさせず30分を目安に切り上げましょう。

栄養のバランスにいっそう気を配りましょう

子どもが自分で食べるようになると、食べにくいものや嫌いなものに手をつけなくなることがあります。栄養のほとんどを食事から取るため、好き嫌い=栄養のバランスが崩れることになってしまいます。好き嫌いをおこさないためには、食べやすさと調理や味付けにバリエーションを持たせるようにしたいですね。同じ素材でも細かく刻んだり、違うメニューにしたら食べた、というのはよくあることです。

  • 家族といっしょに食事ができるようにしましょう。
  • 栄養のバランスのとれたメニューを心がけましょう。
  • 食欲がないときや途中から食べ物で遊んでしまうようなときは無理矢理食べさせようとせず、30分を目安に切り上げましょう。
  • 手づかみ食べから自分でスプーンを持って食べられるように誘導しましょう。
  • おやつも食事の一部と考え、1日のカロリーの10~15%を目安に与えましょう。

1歳のお誕生日を迎え、あんよもできるようになると、ついつい「もう赤ちゃんじゃないんだ!」って思いがち。でも咀嚼力や消化器官、食べる行為はまだまだ未発達なことを忘れずに!咀嚼能力に合った幼児食で、メニューの幅を広げるためにも利用してみましょう。

幼児食によくある質問

煮魚や焼き魚を食べさせたいのですが、口にためてなかなか食べられません。

魚は噛んでいるうちにパサパサ、ボソボソになることがあります。片栗粉をまぶして蒸す、すり身にしてスープなどに入れる、あんかけにするなど、食べやすくなる工夫をしてみましょう。

「栄養のバランス」といっても具体的に毎食どうしたらいいのかわかりません。

食卓に主食(穀類)、タンパク質性食品(主菜)、野菜・果物(副菜)があれば、おおむね栄養のバランスは取れているでしょう。また、1度の食事で食卓にあると理想的な状態を「4つのお皿」に例えることもできます。それは赤、緑、黄色、白の4食のお皿のことで、「赤のお皿」は肉や魚などタンパク源となる主菜、「緑のお皿」は野菜や果物などの副菜、「黄色のお皿」は穀類などの主食、「白のお皿」は汁物のこと。日本で昔から言われている「主食+一汁二菜」をわかりやすくあらわしたものです。メニューを考えるときの参考にしてみてください。

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