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親子で楽しむペット連れ旅行のコツ

2018.04.18

赤ちゃんとわんちゃんがきょうだいみたい。そんなファミリーなら、せっかくの家族旅行は「みんなで」行きたいという思いが強いのでは? だけど実は「ペット連れの旅行なんてハードルが高すぎる!」と、最初から諦めている人も少なくないようです。中には「わんちゃんを置いていけないから」と旅行そのものに消極的なケースも。そこで今回は旅行のプロにペット連れ旅行の実態と、旅を楽しむノウハウを教えてもらいました。

取材協力:ユニ・チャームunicharm

取材協力

西 尚子さん
株式会社リクルートライフスタイル
「じゃらんムックシリーズ」編集長

国内旅行業取扱管理者。
『妊婦さん・赤ちゃん連れ はじめて旅行ガイド じゃらんベビー2018-2019』(東日本版・西日本版)が、セブンイレブン、セブンネット、アカチャンホンポ限定で好評発売中。
じゃらんnet

ペットも人も楽しめるプランを立てましょう

行き先と宿泊先をチョイス!

旅行の目的は、非日常の時間を楽しむこと。そしてリラックス、リフレッシュなど。主役はお子さんやペットだけでなく、ふだん育児や家事、仕事に追われるママ、パパも。旅に出て疲れきってしまったら台なしです。移動やレジャーなど、無理せずに楽しめるよう余裕をもったプランを立てましょう。旅行サイトなどで、どんな候補があるのか、チェックしてみると、プランを考える手助けになります。

旅行サイトでお試し検索

ツアー旅行やホテル・旅館などを予約する時に、旅行サイトは便利ですよね。宿を捜すとき、たとえば、じゃらんnetで「ペット」「愛犬と」などキーワード検索してみると、かなりの数のヒットが。

西さん

ひと昔前は“ペット可”といった表示が多かったのですが、最近はキャッチコピー(宿の紹介文の冒頭)やプラン名に、“愛犬とのんびり”“ペットとくつろぐ癒やしの宿”などと、ペット歓迎の姿勢を明確に表すケースが増えてきています。

最初は移動時間の短い近場を選ぶのが無難でしょう。「そうなると選択肢が限られるのでは?」と気になるところです。

西さん

ペット連れというとペンションやコテージに限られるというイメージもあるようです。しかし、最近では、温泉旅館やリゾートホテルなどでもペットと泊まれるプランを打ち出すところも。さらに、じゃらんnetでクチコミ評価の高い宿でもペットOKのところが多数あります。

クチコミ評価といえば、もちろん、料金に見合うか、料理はどうか、雰囲気は、お風呂は…と項目別に見ることもできます。「ペット連れだから、適当なところで妥協が必要」と思い込んでいる人も多いよう。クチコミで気になる項目をチェックすれば、希望にかなう宿を見つけることができそうです。

候補の宿をくわしくチェック

西さん

“ペット歓迎”の宿でも、どんなわんちゃんでもOKというわけではありません。小型犬のみという施設や、大きさによって料金に違いがある施設も。また館内での過ごし方もお宿によってルールは異なります。予約サイトや宿のホームページで確認しながら宿を選びましょう。宿が決まったら、直接電話やメールで確かめておくと安心です。

お宿選びのチェックポイント3

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宿泊可能な犬種・年齢・体重など…「小型犬のみ可」「生後1才以上」「体重5キロ以内」など、連れて行けるわんちゃんについて具体的な制限がある場合も。

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犬を放せる場所…家族が泊まるお部屋に同宿できるかどうか。「室内や公共の場ではキャリアなどに入れる」という場合は、愛用のケージやキャリアなどを持参するようにしましょう。

check3

設備、アメニティ…トイレ・ケージ・食器・ドライヤーなどの用意があるかは、宿によってさまざま。ふだん使っているものを持参するのがベストですが荷物を減らしたい、ということなら、しっかり事前に確認を。

交通手段はどうする?

ハワイもわんちゃんと一緒に!なんていうわんちゃん連れ旅の超上級プランもあるようですが、近場の移動なら、電車や車が一般的。子連れ、わんちゃん連れの場合、荷物も多く、思わぬアクシデントも。やはり、自由のきくマイカーが安心です。

無理のないドライブ計画を

子連れ旅と共通することが多いのですが、ロングドライブになるとトラブルもつきもの。ふだん、車に乗り慣れているわんちゃんでも、車酔いしたり、おしっこしてしまったりする可能性もあるので、こまめに休息を入れましょう。逆に乗り慣れていないと「車に乗る=病院=苦手」という精神的なストレスから、吐いてしまうことも。

西さん

車に乗せたらおやつをあげるとか、ふだんよく行く公園に、車で行って遊ばせるとかドライブが楽しいことにつながるように、事前に慣れさせておくといいでしょう。また、最近はサービスエリアやパーキングエリア、道の駅などにドッグラン付きのところが増えています。たっぷり休憩を取ることも含めて、移動時間を計算しましょう。

公共交通機関を利用する場合は

電車やバス、飛行機などは有料で持ち込み可という場合もあります。電車などでもいきなり遠出は避けて、近場から徐々に慣らしていくといいでしょう。電車の場合は、全身が入るケースに入れるなど制約も多く、また鉄道会社によって異なるので、電車旅を計画する前にきちんと確かめて。

西さん

飛行機だと機内に同乗できず、ケージで貨物室預かりとなり、わんちゃんにとっては大変なストレスになることも。せっかくの旅行が怖い、つらい体験にならないよう配慮してあげてください。

ペット連れならではの準備をしっかりと

マナーと予防で気持ちよく

飼い主として、きちんとマナーを守っていれば、同宿のお客さんや宿泊施設に気兼ねすることなくお泊まりができますよね。そこでわんちゃん連れのお泊まりに向けて「出発前にしておくこと」をチェックしていきましょう。

予防接種をして証明書を持参

感染症や伝染病の予防接種は必ず済ませませしょう。宿泊施設に狂犬病や混合ワクチンなど予防接種の証明書を求められることも多いので、お泊まりの時は必ず持参して。ノミ・ダニの対策をしておくと湿疹予防にもなります。

シャンプーやトリミングも忘れずに

いくらわんちゃん可だからといって、汚してもいいというわけではありません。わんちゃん用温泉付き、という施設もありますが、初めての旅先でお風呂に入れるのは、わんちゃんを怯えさせてしまうかも。お泊まりの前にはグルーミングを済ませておきたいものです。

西さん

ただし、出発前日のシャンプーはオススメしません。シャンプーはわんちゃんの体力をけっこう消耗してしまうもの。3~4日前に済ませて、そのあと出発までは普段どおりに過ごすのがいいでしょう。

周辺の病院や施設をピックアップ

病気やけがなど、いざという時に慌てないよう、宿泊先や訪れる予定のレジャー施設などの周辺にある動物病院を調べておきましょう。また、道中や周辺のわんちゃん連れOKのカフェやレストランなどをピックアップしておくのもいいでしょう。

お泊まりアイテムをチェックリストに

宿泊先や道中に必要なもの、あると安心なものをリストにして忘れ物防止に。

(アイテム例)

  • ワクチン証明書・鑑札
  • リード…施設内はリードが基本。使い慣れたものを。
  • ケージ…食事時など、部屋に置いていく時は必ずケージに。
  • 迷子札…見知らぬ土地で迷子になったら大変!
  • トイレシート…使い慣れたものを多めに持参。
  • うんち袋…匂いがもれない消臭機能付きを。
  • ドッグフード…食べ慣れたものを、日数分用意。
  • おやつ
  • おもちゃ
  • 食器…宿に置いていないケースも。
  • タオル…大小2~3枚
  • シーツ…室内のソファなどを覆っておくと安心。
  • ブラシ・コーム…宿に入る前にブラッシングを。
  • ビニール袋…大小あると何かと使えます。
  • 消臭スプレー
  • レインウェア
  • ホームドクターの連絡先
西さん

ドッグフードやトイレシーツなどは宿で用意があることも。でも、やはり日頃、食べているもの使っているものを持参するほうが安心です。また、ふだん敷いているタオルやマットなどがあればよりリラックスできますよ。

ペットが安心できる、道中&お泊まり先での過ごし方

ドライブ中に気をつけたいこと

走行中はシートベルト着用かケージに入れて

窓から顔を出して風に吹かれているのは気持ちよさそう…ですが、安全面を考えるとこれはNG。大人がシートベルト、赤ちゃんがベビーシートを使うのと同じように、わんちゃんも固定することが肝心です。事故とまではいかなくても、急ブレーキや急カーブでバランスを崩すと、座席やダッシュボードなどに体を打ち付けてケガをする危険大。必ずシートベルトかケージに入れて固定してください。もちろん、スピード出しすぎは禁物。安全運転も心がけましょう。

胃を軽くして車酔い予防

出発の3時間ぐらい前までにわんちゃんの食事を済ませましょう。胃の中に食べ物が残っていると車に酔いやすくなります。だから、ふだんより軽めに食べさせるほうがよさそう。途中の休憩では、トイレと水分補給。おやつなどは、ドライブが終わるまでおあずけに。

社内置き去りは厳禁!

ちょっと買い物に…と車内にわんちゃんを残して車を離れるのはとても危険なこと。あっという間に車内温度が上昇し熱中症になったり、取り残されて不安なあまり、動き回ってリードが絡まったり、深刻な事態につながる恐れも。外に出せない場所なら、換気しながら誰かが一緒に残ってあげるようにしましょう。

宿泊先で気をつけたいこと

ブラッシング&足をきれいに

宿に入る前に、抜け毛対策としてブラッシングを。特に気になるなら、服を着せるだけでもかなり予防できます。また途中ドッグランなどで遊んできた場合は必ずぬれタオルなので足をきれいにしてから、館内へ。

お部屋の外ではリードを

わんちゃんOKのお宿ということは、他のわんちゃんがたくさんいるという可能性も。興奮してトラブルのたねにならないように、公共スペースでは必ずリードをつけて行動しましょう。

いつもの食事とトイレシートを持参

ドッグフードやトイレシートを提供してくれる宿も多いようですが、いつもと違う環境でのお泊まりのうえに、いつもと違うごはんだと、食が進まなかったり、トイレを失敗したりすることも。やはり食べ慣れたもの、使い慣れたものを、日数分は持参しましょう。宿のドッグフードやトイレシートは予備、ぐらいに考えておくといいかも。また、マーキングぐせのあるわんちゃんで「公共スペースでしてしまうかも」という心配があるなら、わんちゃん用のおむつを利用するのも手。車の中でも使えるので、試してみる価値ありです。

西さん

“わんちゃん同伴OK”という宿はいろいろなタイプがあります。ほかの飼い主さんの中には旅行のベテランもいるので、どんな宿がいいか、オススメのスポットはどこか、などと情報収集したり、アドバイスをもらえたりする貴重なチャンスにもなるようです。

思いっきり走り回れるビーチや行楽地を選ぶもよし。温泉でのんびりするもよし。家族みんなで思い出に残るような楽しい旅行を計画してみませんか?旅行サイトをのぞいてみるだけでもイメージしやすくなって、我が家流の旅のスタイルが見えてくるはずです。旅行を楽しむコツは下調べと準備。マナーとルールを知っていれば、不安も解消されるでしょう。家族同然のわんちゃんが一緒なら、子どももリラックスしていっそう旅が楽しめそう。「うちは無理」と決めつけないで、気軽にプランを考えてみてはいかがでしょうか?

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