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赤ちゃん連れのお泊まり旅行を楽しむコツ

2018.09.05

独身時代や、夫婦2人のときは気軽に行けた旅行も、赤ちゃん連れとなると「大変そう!」と気後れしてしまうことも。でも育児や家事、仕事で日々がんばっているママにはリフレッシュも必要です。プランの立て方から、準備したいもの、気をつけたいポイントなど、赤ちゃん連れ旅行を楽しむコツを、旅のプロに教えてもらいました。

取材協力:(株) 千趣会BELLE MAISON

取材協力

西 尚子さん
株式会社リクルートライフスタイル
「関東・東北じゃらん」兼
「じゃらんムックシリーズ」編集長

国内旅行業取扱管理者。
『じゃらんベビー2018-2019』(東日本版・西日本版)が、セブンイレブン、セブンネット、アカチャンホンポ限定で好評発売中。
じゃらんnet

赤ちゃん連れでどんな旅がしたい?

最初は近場で、ママやパパの行きたいところへ

まずは旅の目的を考えましょう。赤ちゃん自身の記憶には残らないかもしれないけれど、普段できない体験をさせてあげたいとか、ママやパパがリフレッシュしたいなど、目的は人それぞれ。
温泉でゆっくりしたいか、美しい風景を楽しみたいか、テーマパークなどに行きたいかなどを考えてみましょう。最初はあまり遠くない場所に一泊から始めるのが無難です。

「赤ちゃん連れ歓迎」の宿を探そう

目的と場所が決まったら、宿を探しましょう。宿にもホテルや旅館などいろいろありますが、赤ちゃん連れだとどんなタイプの宿がよいのでしょう?
そんなときは旅行サイトで検索するのが便利。サイト内にキーワード検索機能があれば、そこに「赤ちゃん」や「ベビー」と入れてみると、赤ちゃん連れに便利な宿の候補が出てきます。例えばじゃらんnetで、場所を限定せずに「赤ちゃん」で検索すると、約1000件の候補があります!

西さん

赤ちゃんと一緒だと泊まれない宿があるというわけではなく、たとえば年齢層の高いお客さまがメインの静かな宿などだと、子どもを連れていると自分たちが居心地の悪い思いをしてしまうかもしれません。同じような子連れのお客さまが多い宿であれば、気兼ねなく過ごせますよね。『赤ちゃん』などのキーワードで見つかる宿は、『赤ちゃん連れを歓迎しますよ』という何かしらのプランやサービスがある宿なので、安心です。

「赤ちゃんと一緒に泊まれる宿」の宿には何がある?

では、赤ちゃん連れの家族を歓迎してくれる宿は、一般の宿と何が違うのでしょう?宿によって異なりますが、以下のようなサービスや設備を提供している宿があります。

ベビーグッズを用意している

おむつやおしりふきなど、普段使っているものは持参するのが基本ですが、予想よりたくさん使ってしまって足りなくなったときなど、ホテル側に準備があると安心ですね。また、ベビーベッドやおむつを捨てる専用バケツ、浴場にベビーチェアやベビーバスを用意している宿もあります。有料・無料は宿によって異なります。

食事に離乳食がある

バイキングのメニューに離乳食やベビーフードがあったり、アレルゲン対策をされたメニューを用意している宿もあります。

室内に安全対策が施されている

テーブルなどの角に赤ちゃんがぶつかってもケガをしないように、テーブルガード(クッション)などを設置している宿だとさらに安心ですね。

西さん

検索してよさそうな宿が見つかったら、宿に直接連絡を入れて、上記のような赤ちゃん向けの設備について事前に確認を取ることをおすすめします。確認するポイントは『客室』『食事をする場所』『お風呂』です。
客室は、ベッドなのか布団なのかをまず確認しましょう。家で赤ちゃんをどこで寝かせているかによって、ご自身の使い勝手で選ぶとよいと思います。ベッドの場合、ママやパパと一緒に寝ることもあると思いますので、ツインのベッドを移動してくっつけられるかも気になるところです。ベッドサイドテーブルなどがあって動かせないケースもあります。また、室内の調度品など、高価なものや子どもが触ると危険なものが置いていないかなども念のため聞いておくと安心です。
食事をする場所は、宿泊施設によっては部屋で食べられる場合があります。大広間で食べる場合でも、テーブルなのか、座敷なのかも宿によって異なります。赤ちゃん連れだと横に寝かせられるので、座敷の方が使いやすいと思います。
お風呂は、家族風呂があれば家族で一緒に入って、ママが体を洗うときはパパに赤ちゃんを預けられるので便利です。家族風呂の使用も有料・無料、また予約の有無は宿によって異なるので確認して、事前予約が可能なら、予約しておきましょう。

移動手段はどうする?

便利なのは、やっぱり車

赤ちゃん連れ旅行の移動手段については、「荷物が多くなるので車が便利ですね」と西さん。普段のおでかけでも赤ちゃんと一緒だと、おむつや授乳グッズ、着替えなど大荷物。それがお泊まりとなるとさらに数も種類も増えるので、車だとラクですね。荷物だけでなく、車はプライベートな空間を確保できるので、車内でおむつ替えや授乳ができたり、赤ちゃんが泣いても周りに気を遣わずに済みます。
車のデメリットは渋滞に巻き込まれたとき。移動が長時間になると赤ちゃんがぐずり出したりするので、サービスエリアや道の駅にこまめに寄って、気分転換が必要になることも。そうした時間も加味して移動する必要があります。

西さん

渋滞に巻き込まれたとき用に、赤ちゃんのぐずり対策のおもちゃなども必要ですね。また、最近のサービスエリアや道の駅は、子連れ旅行のお客さま向けに、授乳室やおむつ替えスペースなどあったり、子どもたちが遊べるスペースを設けているところもあるなど、かなりサービスが充実してきています。土地の特産物なども豊富なので、サービスエリアや道の駅に寄りながら移動するのも、車旅の楽しみのひとつです。

時間が限られた旅では電車や飛行機も

車がなくて、電車や飛行機を利用する場合もあると思います。公共の交通機関のメリットは、基本的に定刻通りに目的地に行けること。ただ、赤ちゃんがぐずったときは周りに気を使わなければなりませんね。電車や飛行機のときは、予めたくさん遊ばせておいて、移動中は赤ちゃんがぐっすり眠れるようにしておくと、ママやパパがストレスなく過ごせそうです。

西さん

ただ、車のサービスエリアなどに比べると、大きなターミナル駅以外では、授乳室があるところは少ないですね。車内も新幹線や一部の特急を除くと、おむつ替えスペースなどは限られてきます。飛行機の場合、空港にはそうした施設はかなりと整っていますが、機内の気圧の変化で耳が痛くなり、赤ちゃんが泣いたりすることもあります。帰省などやむを得ない事情の場合は別ですが、赤ちゃん連れの旅行はそうしたことも念頭において移動手段を選ぶといいですね。

赤ちゃん連れ旅行であると便利なものは?

赤ちゃん連れ旅行の持ち物は、日常のおでかけでも持っていく、おむつ替えグッズ、授乳グッズ、着替えなどは基本的に必須。さらにあると便利なものについて西さんにうかがいました。

●小分け用のビニール袋やファスナー付きビニール袋

西さん

ビニールなら目的別にこまごましたものを小分けして入れておいても、中味が見えて便利です。ファスナー付きビニール袋に消毒液と哺乳びんを入れて消毒しているという先輩ママもいます。汚れた服など旅先で使用済みのものも入れられるので、多めに持っていくといいと思います。

●大判のウェットティッシュ

西さん

ウェットティッシュは1枚のサイズが大きめのものが重宝します。アルコールフリーの肌にやさしいタイプならおしりふき代わりに使えたり、おてふきはもちろん、サービスエリアやフードコートなどセルフサービスで飲食する際のテーブルを拭くのにも役立ちます。赤ちゃんの食べこぼしをサッと拭いたりと使いみちが多いです。

●車のシートフック

西さん

車の移動の場合、前の席のヘッドレストにバッグなどをかけておけるグッズがあると便利です。渋滞などで赤ちゃんがぐずりだしたとき、おもちゃやお菓子などを探さずにすぐ取り出せます。

●取り分け用のカッターやはさみ

西さん

離乳食後期や大人の取り分けで食事をしている時期なら、100均などで売っている、プラスチック製の取り分け用のカッターがあると、うどんや煮物などを簡単に細かく切ったりつぶしたりできます。

●使用済みおむつを入れる消臭袋

西さん

おむつ専用のバケツがない宿の場合、使用済みのおむつを捨ててよくても、置いてあるだけで臭ってくるので、消臭機能のある袋を持参するとよいと思います。車の移動の場合も車内の臭い防止対策になります。

●赤ちゃんのお気に入りのもの

西さん

バスタオルやお人形など、『それがないと落ち着かない』というお気に入りのものがあるお子さまもいると思います。普段と違う場所に行くことで赤ちゃんが不安に感じないように、お気に入りのものは持っていってあげましょう。

●虫よけ剤

西さん

都会にお住まいの方は、旅先で虫が多いことに驚かれることがあります。自然が多い場所は虫も多いので、特に夏場は虫よけ剤は必須です。

赤ちゃん連れ旅行で注意したいポイントは?

赤ちゃん連れ旅行を楽しむために、ママとパパへのアドバイスを西さんにうかがいました。

余裕をもったスケジュールで

西さん

たまのお休みとなると、ママやパパはやりたいことがたくさんあるかもしれません。けれど、長時間の移動などで赤ちゃんはストレスと感じることもあります。無理矢理詰め込んだスケジュールをたてると、思うように進まないことがよくあります。赤ちゃんと一緒に動くときは『余裕』がキーワード。移動もサービスエリアなどに寄り道しながら、気持ちに余裕をもって臨みましょう。最初の旅が大変な思い出になってしまうと、次にまた行こうという気持ちになれなくなるので、最初は近場で寄り道しながらの旅をおすすめします。

生活の部分は日常に近づけてあげましょう

西さん

大人は旅に非日常的なものを求めますが、赤ちゃんは非日常におかれると不安になるものです。赤ちゃんのときの旅は『大人につきあってもらっている』という意識を忘れずに。観光したり遊んだりしているときは赤ちゃんも楽しめると思いますが、食事をしたり、眠るときなど生活の部分は、できるだけ普段の生活と同じように過ごせるようにしてあげましょう。

赤ちゃん連れの旅は、移動だけはちょっと大変。けれど、余裕をもって移動も楽しみながら、家族連れ歓迎の宿に泊まれば素敵な旅になりそうです。施設やサービスが整っている宿なら、その宿に泊まること自体が目的でもいいかもしれませんね。赤ちゃんの成長とともに、旅でできることも増えていきます。普段と違う家族での思い出をたくさんつくってあげましょう。

赤ちゃん連れ旅行に便利なおでかけグッズはこちら

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赤ちゃんと一緒に旅行がしたいと思ったらどうすればいいのでしょう?プランの立て方から、準備したいもの、気をつけたいポイントなど、赤ちゃん連れのお泊まり旅行を楽しむコツを、旅のプロに教えてもらいました。出産・育児のサポートサイト「ベビータウン」