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生後1歳8ヶ月の赤ちゃんの成長とお世話

2018.04.27

腕の力、足の力がついてきて、これまでは絶対に動かせないと思っていた、テーブルや椅子、家電製品が動いていることが! タンスの引き出しを階段にして上り、倒れてきたタンスの下敷きになるなどの事故にも注意! 改めて、室内の安全点検を! 危ないときは本気で叱って、いいこと悪いことのしつけも始めましょう。歌や踊りに興味を持ち始めたら、いっしょに歌って!踊って! この時期の子どもの発育発達、お世話のこと、ご紹介します。

監修者プロフィール

宮野孝一(みやのたかかず)先生
みやのこどもクリニック院長

青森県出身。昭和55年弘前大学医学部小児科教室に入局。同大助手講師。 秋田赤十字病院、盛岡赤十字病院、三沢市立三沢病院小児科科長、青森市民病院小児科部長、平成6年墨田区賛育会病院、江戸川区池下クリニック副院長後、平成10年、クリニックを開業。医学博士、小児科学会認定専門医、 日本アレルギー学会認定医、昭和大学医学部兼任講師、日本小児科学会、日本小児アレルギー学会、日本アレルギー学会、日本小児血液学会、日本小児内分秘学会、日本小児保健学会、日本新生児学会に所属。「わかりやすい説明」がモットー。

生後1歳8ヶ月の赤ちゃんの成長の様子

生後1歳8ヶ月 身長・体重のめやす

■男の子/身長77.3~87.9cm 体重9.0~13.0kg
■女の子/身長75.7~86.3cm 体重8.3~12.2kg
*厚生労働省/平成22年乳幼児身体発育調査報告書より

腕の力、足の力がますます強く!

中身の入っているびんやペットボトルを持ち上げたり、ママが買い物した袋を引きずってみたり……。こんな小さな体で!と驚くほど、腕の力がついてきます。今まで「これは重いから動かせないはず」と考えていた家電製品やOA機器、椅子やテーブルなども、気がつくと元の位置からずらしていることがあります。

足の力もずいぶんついてきて、踏み台に乗って高いところにある物を取ったり、すべり台に一人で上って降りたりすることができるようになってきます。ハイハイで階段を昇り降りするのが上手になりますし、ママが片手を引いてあげれば、歩いて階段をあがることもできるでしょう。

段差を降りるときは、いったんしゃがんで向きを変え、「ハイハイ」のポーズで足から降りる方法を教えてあげるといいでしょう。「ハイハイで降りようね」と教えると、頭から落ちてしまうのを避けられます。

行動パターンが増えるにしたがい、事故の心配も増えてきます。階段では何かの拍子に足をすべらせることもありますし、すべり台は他のことに気をとられて手を離したすきに落ちる心配も。まだまだ、大人が見守っていないといけない時期です。

歌に合わせて声を出したり、踊ったり

1歳代の後半になると、音感も発達してきます。TVの幼児番組で歌がかかるとそれに合わせて歌うような声を出したり、踊りや体操をやっていると一緒に体を動かしたりして楽しむようになってきます。

子どもが歌を歌いたがる様子が見えたら、たくさん歌ってあげてください。童謡のCDを聞かせたり、ビデオを見せたりするのもいいのですが、やっぱり親が一緒に歌ってくれるのが子どもには一番の楽しみです。「犬のおまわりさん」や「チューリップ」など、知っている歌を照れずに子どもと一緒に声を出してみて。

ママやパパがどうやって口からいろいろな音を出しているのか、口の開け方や息の使い方、顔の筋肉の使い方を子どもは見ています。繰り返し繰り返し、一緒に歌ってマネしているうちにわかるようになり、歌の言葉の発音もしっかりしてきます。そのうち、一人でも歌えるようになるでしょう。

また、歌だけでなく幼児向けの踊りや体操も、子どもがしたがったら、いっしょにトライしてみましょう。TVの映像だけを見ているより、子どもの目の前でいっしょに動いたほうが、より生き生きと楽しく体を動かすでしょう。

生後1歳8ヶ月の赤ちゃんのお世話

いたずらされて困るものはきちんと収納

腕も足も強くなり、よじ登ったり飛び降りたりと、ハイハイをしていたころとは子どもの目線も力も違います。この辺でもう一度、子どもが遊ぶときやイタズラするときの事故やケガを防ぐにはどうしたらいいか、室内のチェックをしてみましょう。

まずはキッチンからチェック

ベビーゲートが開いた隙にそっと侵入したかと思うと、重いから動かせないと思っていた液体類や、お酒の空びんなどを平気で抱えてきたりします。タマネギやジャガイモなどの野菜や缶詰などを放り投げて遊ぶことも。生ごみの入ったゴミ箱をひっくり返したり、油や調味料を片っ端から引っ張り出して床に撒いたり…。

まさか!ということをやってしまうのが、この時期の子どもです。散らかすと困る物、危ない物はカギのかかる戸棚にしまうようにしましょう。食卓の椅子に乗って、棚の上の高いところに置いてある調味料やコーヒー、紅茶などに触るという知恵もついてきます。改めて手が届かない場所に置き換えをしましょう。

リビング・寝室もチェック

居間ではTVやオーディオ、パソコンなどに強い興味を持ちます。リモコンやDVD、デジカメなどイタズラされたくないものは引き出しやサイドボードにしまってロックしましょう。スマホの充電ケーブルなども要注意です!

タンスの引き出しをあけてよじ登ったり、テレビ台に乗って遊んでいるうちに、倒れて下敷きになり、大けがをした、死亡した、という事故も報告されています。家具の固定もしっかりしましょう。地震対策にもなります。

していいこと、悪いことのしつけ

子どもは好奇心のアンテナを張りめぐらして、周囲の大人がすることを手本にして、学んでいます。しかし、まだ「していいこと」「悪いこと」「人に迷惑がかかることかどうか」といった分別はついていません。自分の欲求、好奇心を最優先に行動する「ワガママ者」ですから、親がどんなによい手本を見せても、大人から見ればとんでもなく「悪いこと(いたずら)」をいっぱいするものなのです。

でも、そろそろ社会性も育てていく時期です。「いけないことはいけない!」と教えていきましょう。とくにレンジの火をいじったり、ナイフやハサミを持ち出したりするなど、自分にも周囲にも危ないことをしたときは、本気で叱ります。子どもは親の顔色や表情を敏感に読み取っています。口先だけで「だめよ」と言っても、効果は半減。断固とした態度で叱ることも必要です。

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腕の力、足の力がついてきて、これまでは絶対に動かせないと思っていた、テーブルや椅子、家電製品が動いていることが! タンスの引き出しを階段にして上り、倒れてきたタンスの下敷きになるなどの事故に注意! 改めて、室内の安全点検を! 危ないときは本気で叱って、いいこと悪いことのしつけも始めましょう。歌や踊りに興味を持ち始めたら、いっしょに歌って!踊って! この時期の子どもの発育発達、お世話のこと。小児科医、宮野孝一先生の監修です。出産・育児のサポートサイト「ベビータウン」