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生後1歳7ヶ月の赤ちゃんの成長とお世話

1歳半を過ぎるころから始まる、「イヤ!」「ダメ!」。コップの水やジュースをお茶碗に移し替えようとして、こぼすこともたびたび…。思わずイラッとしたり、カッとなってしまったり。でも、これらは自立心の芽生えであり、水への好奇心であり、手先が器用になってきたからこそのチャレンジです。子どもの気持ちを尊重しながら、対処するには、どうしたらいい? このころの子どもの発育発達とお世話のこと、ご紹介します。

監修者プロフィール

宮野孝一(みやのたかかず)先生
みやのこどもクリニック院長

青森県出身。昭和55年弘前大学医学部小児科教室に入局。同大助手講師。 秋田赤十字病院、盛岡赤十字病院、三沢市立三沢病院小児科科長、青森市民病院小児科部長、平成6年墨田区賛育会病院、江戸川区池下クリニック副院長後、平成10年、クリニックを開業。医学博士、小児科学会認定専門医、 日本アレルギー学会認定医、昭和大学医学部兼任講師、日本小児科学会、日本小児アレルギー学会、日本アレルギー学会、日本小児血液学会、日本小児内分秘学会、日本小児保健学会、日本新生児学会に所属。「わかりやすい説明」がモットー。

生後1歳7ヶ月の赤ちゃんの成長の様子

生後1歳7ヶ月 身長・体重のめやす

■男の子/身長76.5~86.9cm 体重8.9~12.7kg

■女の子/身長74.8~85.3cm 体重8.2~12.0kg

  • 厚生労働省/平成22年乳幼児身体発育調査報告書より

「イヤ」は自立心の芽生え

1歳半をすぎるころから、なんとなく「これまでと違う…」と感じることが増えてきます。今まではおとなしく着替えさせてくれていたのに、「着替えよう」と言うと「イヤ」と逃げ出したり、「(その服は)ダメ。こっち(がいい)」と、用意した服にクレームをつけたり……。

子どもなりの自己主張が強くなって、自立心が芽生えてきたのです。親の言いなりにならない場面は着替えだけではありません。散歩に出ると、親の手を強く引っ張って自分の行きたい方向(公園など)に歩こうとします。お風呂嫌いの子は、親がバスタオルを持っただけで「イヤイヤ」と逃げ出したりします。

ちょっと困ってしまうことはあっても、自分の気持ちを表現することができるまでに成長したのだ、自立心の現れだ、と受け止めて、うまくリードしましょう。

たとえば、着替えさせようとするのを嫌がったら、「じゃあ、自分でやってみる?」とトライさせてみます。ボタンを外すのはまだ無理なので、パジャマなどを脱ぐときは、親がボタンを外してから、めくりあげるのを手伝います。

親が手伝ってできたときでも、「すごいね。上手にできるね」「できた!やったー!!」と声をかければ、本人もやる気になるでしょう。

手先の細かい動きができるように

指先の感覚が繊細になって、細かい作業ができるようになってくるころです。絵本は自分でページがめくれるようになります。積み木やブロックは、3~4個上に積んだり、横に並べたりできるようになります。キャンディの包み紙をむいたり、ティッシュを細かく裂いたりもできるでしょう。

水にも興味を持ち始めます。お風呂に入ると蛇口やシャワーを触ろうとしたり、食事どきには、自分の水やジュースを別のコップやお茶碗に移し替えようとしたり……。でももちろん、そううまくはいきません。コップがひっくり返ってテーブルに流れ出し、床にこぼれます。なにかにつけ「こぼす」ことが増えていきます。

どの子も水を使った遊びが大好きですから、公園の水場で手を洗わせたり、ビンやじょうろで水まきさせたり、夏ならお風呂場や家庭用のビニールプールで遊ばせましょう。ただし、水遊びには危険が伴います。必ず大人がついて目を離さないようにしてください。

生後1歳7ヶ月の赤ちゃんのお世話

子どもの自立心を尊重しよう

子どもが何でも「自分でやるー」と言ってくるのは、成長がうれしい反面、ありがた迷惑なときもあります。とくに忙しい朝に自分で服を着たがり、そのくせ上手にできなくて、かんしゃくを起こされたりすると、「ああ、もう!」と心の声が思わず口から出てしまったり、「ほら、やっぱりできないじゃない」と叱ってしまったり……。

でも、芽生えたばかりの自立心は大事に伸ばしてあげたい――。心のゆとりを持って見守るためには、まず時間にゆとりを持つことです。着替えに食事にお風呂、外出のしたく…など、これまでの倍以上の時間がかかってしまうことも少なくありません。あらかじめ時間がかかることを想定してスケジューリングしておくと、「思っていたよりスムーズにできたね!!」とプラス思考で捉えられるようになります。

雨の日は、おうち遊びを工夫しよう

外遊びが好きになると、困るのが雨の日。梅雨どきなど雨の日が続くと、外に出たがって機嫌が悪くなる子が続出。どしゃぶりでなければ、長靴を履いて(なぜか子どもは長靴が好き。晴れた日にも長靴を愛用する子がいます)、レインコートを着て、雨の中を歩くのも新鮮な経験です。児童館などに行って遊ばせるのもいいですね。

外遊びができないときは、家の中の遊びを工夫して、欲求不満を解消しましょう。新聞紙を自由にビリビリと破る、シーツなどの大きな布を使って子どもを包む、お布団を積み上げて小さな山を作って、登山ごっこ……。

手先がグンと器用になるころなので、積み木やお絵描きもいいですね。ボタンをかけたりはずしたりするおもちゃを作って遊ぶのも楽しいでしょう。指先を使って握る、回す、ねじる、つまむ、はめる、打ち合わせる…知育玩具を活用してもいいでしょう。

手洗いの習慣をつけよう

外遊びが増えるにつれて、手を洗う機会も増えます。水に触れるのが面白くてたまらなくなる時期なので、この機会に自分で手を洗う習慣をつけさせましょう。

最初はママが子どもの手に自分の手を添えて洗う要領を教えますが、慣れたら洗面台の前に椅子や台を用意して一人で洗わせてみます。石けんは子どもの力でもプッシュできる、ボトルタイプのものが使いやすいでしょう。

update : 2020.05.22

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