ベビータウン

事故防止、安全

家庭内の危険から子どもを守り事故ゼロに

2003.02.01

とっても残念なことですが、1~4歳の子どもの死亡原因のトップは「不慮の事故」。
その半数以上は家庭内で起きているというから驚きです。
事故は特別な状況で起きるわけではなく、普通の暮らしのちょっとした不注意で起きることがほとんどなんです。
自分で身を守れない小さな子どもたちの安全はママやパパの肩にかかっていること、肝に銘じましょうね!

こんな「ヒヤッ!」
ありませんか?

もちろん命を落とす事故なんて考えたくもありません。でも、大事には至らなくてもこんな肝が冷えた経験は、誰にでもあるのではないかしら…?

みんないかにもありがちなちょっとしたイタズラだけど、一歩間違えると致命的な事故にもつながるんです!

  • お風呂場でヒヤッ!

    あれ?子どもがいない、と思って探したら、お風呂場の中に侵入して残り湯の入った湯船のフタを開けようとガンバっていてビックリ!

  • パパの吸い殻でヒヤッ!

    テーブルの上の灰皿に手を伸ばしたかと思ったら、アッと言う間に吸い殻をパクッ!
    すぐに吐き出させたけどパパのまねして口にいれたみたい…。

  • ポットの蒸気でヒヤッ!

    湯沸かしポットや炊飯器から出る蒸気に興味を示して突進!
    もうちょっとで大やけどするところ…。

  • ソファによじ登ってヒヤッ!

    ソファに登ったとおもったら、今度は背もたれに足をかけて。
    反対側に落ちたらどうしようかと慌てちゃった。

  • スーパーの袋をかぶってヒヤッ!

    カサカサする音がお気に入りでよく遊んでいるスーパーの袋をいつのまにかかぶっちゃって、息が苦しくて大泣きしてた…。

発達段階によって起こりやすい事故も変わってきます

「こんなところは届かないから大丈夫」、「まだできないはず」と思っていても、毎日成長しているのが赤ちゃんです。できることが毎日変わる分、起こりやすい事故も変わってきます。

運動能力の発達段階ごとに多くなる事故のタイプを見ていきましょう。

ねんねの時期に多い事故は?

  • 窒息

    首がすわらず、自分で身動きがとれない時期に多いのは不慮の窒息。ベッドの近くに置いていたガーゼなどが頭を覆ってしまったり、やわらかすぎる寝具に顔が埋もれてしまうことで起こることが多いようです。

寝返りの時期に多い事故は?

  • 誤飲

    物がつかめるようになる頃なので、手につかんだ物が小さいとそのまま口に入れてしまいます。

  • 窒息

    寝返りによって、スタイ(よだれかけ)のひもなどが首にからまってしまうことが。

  • 転落 衝突

    寝返りは思わぬ距離を移動できるので、ベッドから落ちたり、壁にぶつかってしまうこともよくあります。

おすわりの時期に多い事故は?

  • 転倒

    おすわりができてもまだ頭が重たいから、ゴロンと転がって床に頭をぶつけてしまったり、ソファやお食事用のハイチェアから落ちてしまう危険があります。

はいはいの時期に多い事故は?

  • 誤飲

    とにかく動き回って、床に落ちている物を何でもつかんで口に入れたがります。

  • 転落

    ちょっとした段差はよじ登れるけど、降りることができずに転落しやすい時期です。

  • やけど

    キッチンやお風呂場などに1人で移動できてしまうので、ポットや炊飯器などの熱い家電や、ヒーターやストーブに近寄っていってしまうことも。

たっちの時期に多い事故は?

  • 誤飲

    テーブルの上にあるものに届くようになるため、つかめるものが飛躍的に増えてしまう時期。灰皿の吸い殻には特に要注意。

  • 転倒 転落

    つかまり立ちしてもすぐ倒れやすいのに、より高いところにチャレンジする心も芽生える時期。テーブルクロスやソファーカバーなどをつかんでそのままひっくり返ることもよくあります。

  • 溺れ

    お風呂が大好きな赤ちゃんは、1人でお風呂場まではいはいして行って、湯船に入ることもできてしまいます。

あんよの時期に多い事故は?

  • すべての事故

    大人の真似してなんでも自分でやりたがるうえ、1人でどこにでも行けてしまう時期。オウチのあらゆる場所に侵入して、興味を示したもので実験開始が事故をまねくことも。

赤ちゃんは、運動能力が未発達なうえ言葉がわからないから、ママの「ダメ!」も効果ナシ。物が何かわからないのに何にでも興味を示して口に入れたがるから、危険がいっぱい!発達段階を先読みして、起こりやすい事故に備えていきましょう。

オウチの中のこんなものが
危ない!

大人にとって普通の物が赤ちゃんにとっては危険な物になってしまうのが、家庭内で事故が起こりやすい原因の一つです。

なんでもかんでも危ないわけではありませんが、以下のような物は置き場所などに十分気を配りましょう。

小さい物

あまりにも漠然としていますが、赤ちゃんが口に入れたときにそのまますっぽり入ってしまう小さい物(直径が約4cm未満:トイレットペーパーの厚紙の芯の直径が目安です)はすべて要注意。

おもちゃも小さすぎる物を与えるのは×です。間違って飲み込んだり、窒息の原因となるからです。

家庭用品ではタバコやカギ、お金(硬貨)、電池、食べ物でもプチトマトや豆類には注意して。

角のある物

テーブルなどの家具やヒーターなどの家電だけでなく、ドアのノブのようにちょっとした出っ張りも 小さな子どもたちが頭や顔をぶつけやすい事故多発地帯。

ダイニングテーブルなどは大人には大きな物に見えるけれど、子どもにとっては上空にある天井のような存在、もしくは柱と厚みしか見えておらず、見え方が大人とは全然違うのです。

角や出っ張りにはクッションのきいたものでガードしておきたいもの。

熱い物

重大な事故につながりやすいヤケド防止のためには、子どもはキッチンのように熱源の多い場所には近づけたくないものですね。

特に前述のようなポットや炊飯器、アイロンは高温の湯気が出るから手の届かないところに置きましょう。冬場のストーブもカバーや柵を設けるなど、子どもが直接触らない工夫が必要です。

また、熱風が直接子どもにあたらないように注意しましょう。ストーブの熱風は近くのものも高温に熱してしまうため、熱風のあたる場所におもちゃや雑貨は置かないで!

大人用のできたてのお食事や食器も子どもの手が届かないように。

1~4歳の子どもが家庭内の事故で死亡する一番の原因が「溺れ」。

水遊びが大好きな子どもにとって、水は凶器にもなるのです。

湯船にためたお湯だけでなく、洗面器のわずかな水量でも子どもには危険な量。災害時に備えて水をためるのは、子どもが大きくなってからにするか、しっかりとカギをかけられる場所にしておきましょう。

台になるもの

つかまり立ちができるようになるとなんでも台にしてチャレンジしたがるもの。

特にベランダや窓辺に台があると、そこから屋外へ転落して重大な事故につながる危険性があるので、落差が激しい場所に台になるものを設置するのはさけましょう。

テーブルやソファなどの家具の配置には要注意です。

他にも、物でなくても、段差のある場所や指をはさみそうな ドアのすき間など、何気ない空間に危険は潜んでいるのです。

オウチを安全ゾーンに
変身させよう!

基本はごくあたりまえの整理整頓ですが、子どもが生まれる前と後では気の配り方にちょっとした変化が必要です。

それではお部屋ごとのチェックポイントを見ていきましょう。

キッチン

火や刃物を扱うキッチンは、原則としては子どもが入れないように、安全ゲートなどでシャットアウトしておくこと。

それができない場合は以下のポイントをおさえましょう。

  • ガスレンジのスイッチにはロックかカバーをつけましょう
  • 湯沸かしポットや炊飯器は子どもの手が届かない高さに
  • 食器棚、冷蔵庫は子どもが開けられないようにロックをつけましょう
  • 包丁や刃物は子どもが開けられない場所に保管して出しっぱなしにしないように
  • 洗剤類も子どもの手が届かないところに置きましょう

お風呂場・脱衣所

溺れ事故が多発するお風呂場。
洗濯や災害用にどうしても湯船にお湯を残しておきたい場合は、お風呂場に子どもが入れないようにカギをつけたいものです。

  • 洗面器にもお水をためないようにしましょう
  • 滑りやすいタイル等は滑り止めをつけましょう
  • 洗剤類は子どもの手が届かないところに置きましょう(使わないときにはしまっておくなど)
  • 洗面台の前に子ども用ステップを出しっぱなしにしないように(近くに洗濯機がある場合、洗濯中にのぞき込んで落ちる危険があります)

リビング

床には家具以外の物を置かないことが原則。
小物類は出しっぱなしにせずに子どもが届かない高さの場所やトビラ付きのキャビネット等にしまいましょう。

  • キャビネット類にはロックをつけ、 ビデオデッキのテープ差し込み口はカバーで覆いましょう
  • ベランダに子どもが1人で出ないようにロックやゲートをつけましょう
  • 高窓の側にソファや台になる家具は置かないように
  • 滑りやすいラグやソファーカバーは使わないようにしましょう
  • コンセントの差し込み口は子どもから見えないように
  • ドアの蝶番側のすき間に指をはさまないよう、ガードやカバーをつけましょう。また、ドアの開け閉めは、子どもの手の位置を確認してからゆっくりと
  • 角のある家具にはクッション材を施しましょう

寝室

小さな赤ちゃんが一番長くいる場所です。
日中はできればママの目が届くところで寝かせていたいものですね。

  • ベッドには必ず柵をしておきましょう
  • ベッドや布団まわりにガーゼやひものついたスタイ(よだれかけ)や顔が埋もれてしまう柔らかいぬいぐるみなどを置きっぱなしにしないように

その他

階層の高い集合住宅では、特にベランダや窓から屋外への落下に気をつけましょう。
2階建て以上の戸建てなどは階段も要注意です。

  • 玄関から1人で出られないように手の届かない位置にもカギを
  • 1人で階段を上り下りしないように間口にゲートをつけると安心
  • トイレのロックは外から解錠できるタイプに(イタズラして閉じ込められないように)
  • ベランダの柵のすき間が広い場合はカバーなどをつけましょう
  • ベランダに台になるものを置かないように

大人の心がけが大事です!

危ないものは目に触れさせない

ずいぶん細かいな、と思いましたか?それともあたりまえ過ぎたでしょうか?

要するに、前述した子どもに危険そうな物を子どもたちの視界から外すことが基本なのです。見えてしまったら好奇心いっぱいの子どもたちは、どうしても触ってみたくなってしまいますものね。

言葉がわかり始めたら

隠すと言っても、大人に必要な生活用品を常にしまっておくワケにはいきません。親の言葉が理解できるようになったら、それが危険な物であることを教えていくことも大事です。例えばはさみなどを使っているときに興味を示されて、遊びたそうにしていたら、「お手手にチクッってしたら痛いね」って教えてあげましょう。危険な物に対する警戒心を教えてあげるのも親の役目ですね。

オウチが安全ゾーンになるのも危険ゾーンになるのも、ほんのちょっとの違い。ママだって「危ない!」「ダメ!」を連発せずにのびのび子育てしたいですよね。そのために、ママが子どもになったつもりで、子どもの目線で、ハイハイの姿勢で、家中をチェックしてみましょう。プレママも今からオウチを"赤ちゃん仕様"にしておけば、産まれてからラクですね。先回りしてオウチを安全な空間にしておけば、ママも子どもも安心して過ごせそうです!

  • 以下のHPでも子どもを事故から守るノウハウをたくさんご紹介しています。
    参考にしてみてください!

ベビータウン「お役立ちリンク集」から

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小さな子どもの死亡原因のトップは「不慮の事故」。その半数以上は家庭内で起きているというから驚きです。事故は普通の暮らしのちょっとした不注意で起きることがほとんどなんです。小さな子どもたちの安全はママやパパの肩にかかっていること、肝に銘じましょうね!出産・育児のサポートサイト「ベビータウン」