ベビータウン

育児支援(サービス・制度・補助金)

調査/レポート

出産・育児に関わる制度や手当の実態と悩み

2010.07.07

念願のベビーの妊娠・出産。
おめでたいことだけれど、健診や分娩、そして育児にはお金がかかるもの。
経済的に子どもを産み、育てる人が減らないように国や自治体、職場ではいろいろな制度や手当金を用意し少しでも子育ての負担を軽くしようとしています。
ママたちはせっかくの制度を活用できているのでしょうか? ベビータウン会員のママたちに大アンケートしてみました。

アンケートには2377名のベビータウン会員のママが協力してくれました。
みなさん、たくさんの質問に答えてくれてありがとうございます!
(アンケート実施期間:2010年5月19日~5月26日)

妊娠中にかかった費用は?

妊婦健診にかかった費用の総額はいくらぐらいでしたか?

赤ちゃんを産むまでに、妊娠中の健診にもお金はかかりますね。妊婦健診の回数は妊娠中の体調や胎児の数など人によって異なりますが、費用の総額について尋ねた結果が右のグラフです。

妊婦健診にかかったのは「5万円~7万5000円」という人が多数派でした。

妊婦健診の回数については、「11~15回」という人が53.5%と約半数。「15回以上」という人も30%いました。

少子化対策のために国では妊婦健診の公費負担を進めていますが、どれくらい補助してくれるかは地域によって異なります。妊婦健診受診票などを交付して公費負担してもらった回数を尋ねたところ、「5回未満」という人が最も多く44.6%、次いで「10~14回」が26.6%、「5~9回」が23.9%でした。実際に妊婦健診に行った回数に比べて公費負担の数が少ないので、妊婦健診でもかなりお金がかかっていたことがわかります。

出産にかかった費用は?

妊婦健診よりもさらにお金がかかるのが入院・分娩費用。産院のタイプや分娩方法、部屋のタイプによって費用は左右されます。最も多かったのは「40万円~50万円」で38.6%。次いで「30万円~40万円」で30.8%、「50万円~60万円」の16.3%。「100万円以上」という人もわずかですがいました!

2008年8月に行った同様のアンケートでは「30万円~40万円」が43.1%と最も多く、「40万円~50万円」が34.0%、「50万円~60万円」が10.1%だったので、不景気やデフレと言われるご時世でも、ベビータウン会員に関しては出産費が2年前よりも上がっているようです。

健康保険に加入していれば、出産すると原則子ども一人に付き35万円の「出産育児一時金」がもらえますが(2010年6月現在)、40万円以上かかった人が6割以上を占めていることから、出産育児一時金だけでは入院・分娩費がまかなえていない人が多いことがわかりますね

出産のための入院・分娩費はいくらぐらいでしたか?

出産・育児に関する
手当はちゃんともらった?

上記にあげたもの以外にも、出産や子育てに関してもらえる手当金などはいろいろあります。

それらをみんなちゃんともらったかどうかを聞いてみました。

ベビータウン会員のみなさんは、大半の方が自分の該当する手当をきちんともらっているようですね。

「出産育児一時金」は2009年10月から2011年3月末までは少子化対策の暫定措置として、産院などに保険組合から直接支払ってもらう「直接支払制度」が導入されていますが、それを利用した人は約1/3でした。回答したママが2009年10月以前に出産した人も多かったからかもしれません。

少数派でしたが、それぞれの手当について「もらわなかった」と回答した人にその理由を尋ねたのが右のグラフです。

もらわなかった人の比率が比較的高かった「出産手当金」と「育児休業給付金」はいずれもワーキングマザーが対象の手当。

それらの理由は、「出産手当金」では「資格対象外」が最多ですが、国民健康保険の加入者は対象外のため、働いていても自営業などの場合はもらえなかったということのようです。「その他」の理由では、働いていてもパパの扶養の範囲だから、パートタイマーや派遣だからという回答が多かったです。

「育児休業給付金」でも「資格対象外」と自営などで雇用保険に加入していないという理由が最多でしたが、「会社が雇用保険に加入していない」という人が16.5%もいたことが気になりますね。

「児童手当金」「医療費助成制度」でもらわなかった理由は「所得制限があり、対象外だった」という人がほとんどでした。

各種手当金をもらったかどうか

手当を受けなかった理由

注目の「子ども手当」は?

2010年6月から、ついに始まった「子ども手当」の支給。すでに2011年度は満額支給は難しいとささやかれているけれど、今年の第1回分はもうもらいましたか? 「子ども手当」には所得制限がなく、子どもを育てている人は原則みんなもらえますから、必ず申請しましょうね。

「子ども手当」はさすがに認知度が高く、99.5%の人が知っていて、アンケートを実施した2010年5月時点で「まだ申請していない」という人は5%でした。

民主党が政権を取った直後の2009年9月にベビータウンで行ったアンケートでは、「子どもために全額使うつもり」と答えた人が56%。みなさんその気持ちは変わってないですよね?

出産や育児に関する
制度・手当について
どう思う?

出産や育児に関わる制度やお金についてどう思いますか?

今回は上記のようなさまざまな制度や手当金についてママたちに尋ねてみましたが、いずれも自分から手続きや申請をしないともらえません。

そのためにも、そもそも制度があることを知るための情報にも敏感でいないと、もらえるものも逃してしまうことになりかねません。日頃から新聞やニュースの子育て関連の話題に注目していたり、自治体からのお知らせにも目を通しておきたいですね。働くママは職場によっては手当金だけでなく、育児休業の期間や育児時間短縮制度が国の定めている期間よりも延長されている場合もあるので、会社の制度を予めしっかり確認しておきましょう。

今回のアンケートに登場した制度や手当についてのママたちの認知度は、「だいたい知っていた」人が53.5%、「すべて知っていた」人が44.0%とほとんどのママが認知していました。ベビータウン会員のママはネットで情報収集している人たちなので、情報感度が高い人が多いのかもしれませんね。

制度や手当についてどう思うか尋ねたのが右のグラフです。

一番多かった感想は「このくらいでは足りない」という正直な意見。世の中が不況になっても、子どものためのお金は削りたくないという思いのママが大半だと思います。赤ちゃんのうちはおむつ代やミルク代、成長に合わせた衣服代がかかり、就学時期になれば教育費がもっとかかってきます。先行きが不安な世の中だからこそ、国が子どもたちのしあわせのために何をしてくれるのか見極めるのもママには必要なことですね。

制度や手当の種類だけきくと、いろいろあるように思えますがママたちのホンネとしては「それでもまだ足りない」ですね。
少子化対策で国も制度を検討していますが、少子化ということだけでなく、すでに生まれてきた子どもたちを安心して育てていける制度や仕組みがもっと求められますね。

あわせて読みたい記事

記事をシェアしよう!

ベビータウンとは?

  • ポイントを集めて、素敵な景品と交換できる♪
  • お子様の月齢にあわせたアドバイスをメール配信!
  • 育児アンケートに答えてポイントやプレゼントがもらえる!

ベビータウンポイントをためて素敵な商品をGETしようベビータウンポイントをためて素敵な商品をGETしよう

念願のベビーの妊娠・出産。おめでたいことだけれど、健診や分娩、そして育児にはお金がかかるもの。国や自治体、職場ではいろいろな制度や手当金を用意し少しでも子育ての負担を軽くしようとしています。せっかくの制度を活用できていますか?出産・育児のサポートサイト「ベビータウン」