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家族で効果的な風邪&インフルエンザ対策5箇条

2017.11.15

秋から冬にかけては風邪やインフルエンザが流行り始める季節。高熱が出たり、咳やくしゃみが続くと体力を消耗して大人でも辛いもの。乳幼児がインフルエンザにかかると脳症などの合併症を起こすこともあるので、かかる前の予防/対策が大切です。風邪もインフルエンザも人から感染するものなので、家族同士でも対策は必須。マスクや予防接種など、かからない対策についてきちんと知っておきましょう。

取材協力:ユニ・チャームunicharm

取材協力

田口貴寛さん

ユニ・チャーム株式会社 グローバルマーケティング本部
「超快適」「超立体」ブランドでおなじみのマスクの企画、マーケティングに携わっていらっしゃいます。

風邪やインフルエンザになぜかかるの?

人から人へうつる病気

風邪やインフルエンザ対策を考えるには、なぜかかるかを知っておくことが基本です。どちらも人から人へうつる病気。そう、ウイルスの感染によって症状が引き起こされるのです。風邪やインフルエンザにかかっている人のくしゃみや咳から取り込まれてしまうのですが、ウイルスが体に入っても健康で免疫力が高いときには症状が出ないこともあります。けれど体力が落ちているときや、免疫力が低い子どもたちは発症しやすいのです。ウイルスに感染する経路は、以下の2通りあります。

飛沫感染

風邪やインフルエンザにかかった人が咳やくしゃみをすることで、飛び散ったウイルスを含んだ鼻水や唾液が、口や鼻から体内へ入ること。半径1メートル以内の距離であれば、体内へ入る危険性が高くなります。満員電車ですぐ側の人が咳やくしゃみをしていたら、かなりの確率でウイルスを浴びてしまうことになります。ウイルスは乾燥した状態で飛び散りやすくなるため、乾燥の季節に大流行するのです。

接触感染

風邪やインフルエンザにかかった人の唾液や鼻水が付いたものに触れ、手などについたウイルスが体内へ入ること。つり革やドアノブなどは要注意です。また、子どもの場合、幼稚園や保育園のおもちゃについたウイルスから感染するケースも多いそう。

風邪・インフルエンザ対策 5箇条

風邪やインフルエンザの対策は、空気中のウイルスをいかに吸い込まないようにするか、そしてウイルスが体に付着しても、口や鼻から取り込まないようにすることが大事です。

その① マスクでウイルス飛沫をガード

ウイルス飛沫が入ってくるのは、口か鼻から。つまりマスクの着用はかなり有効な防御策。着用の仕方にもよりますが、感染リスクを5分の1にするというデータもあります。外へ出る時、特に満員電車やバスに載るとき、また、幼稚園や保育園など集団生活をする際にマスクは必需品ですね。

その② うがい・手洗いでウイルスを落とす

外出先から帰宅したら、まず、うがい・手洗いを家族全員で徹底しましょう。子どもは上手にすみずみまで手洗いできないことが多いので、ママやパパが一緒にていねいな手洗いを見せてあげて、真似させてみましょう。
石けんなどの洗浄剤はきちんと泡立てて、手の甲や手のひらだけでなく、指と指の間、手首などもきちんと。子どもたちは爪の間が汚れていることもあるから、ときにはブラシなどを使ってママやパパが洗ってあげてくださいね。手を上手に洗うのがまだむずかしい子どもや、手を洗う場所がすぐに見つからない外出時は、アルコール除菌のできるウェットティッシュなどを携帯するとよいでしょう。

その③ 乾燥を防いで、のどの潤いをキープ

秋から冬にかけて気温が下がってくると、湿度も下がり乾燥しやすくなり、さらに暖房の効いた室内はそのままだとかなりの低湿度に。加湿器の利用はもちろん、まめに換気をしたり、ぬれタオルを干したりしてお部屋の湿度を保ちましょう。また、外出先や乗り物の中でのどを潤すには飴をなめるのもおすすめです。

その④ ワクチンでインフルエンザ予防

インフルエンザは流行り始める前に予防接種を受けることが効果的です。家庭内で感染することも多いので、家族全員で受けたいものです。赤ちゃんの場合は、生後6ヶ月以降であればインフルエンザの予防接種を受けられますが、卵や鶏のアレルギーがある場合は受けられないこともあるので、小児科の先生に相談してみましょう。

その⑤ 栄養・睡眠を取って免疫力低下を防ぐ

免疫力が高ければ、ウイルスが体に取り込まれても発症しにくくなったり、症状を軽減することができるといいます。そのためには、日頃からじゅうぶんに栄養と睡眠を取っておくことが大切です。

正しいマスク着用で、効果を最大限に

年間を通じてマスクをする人も

最近は、花粉対策やPM2.5対策でマスクを着用している人が多いですね。風邪などについても、昔はかかった人が「人にうつさないため」に着けていましたが、現在は「うつされないため」の対策としてマスクを着けるようになっています。さらに、花粉でも風邪対策でもなく、小顔に見せるためや、すっぴん隠しのため、お肌の乾燥を防ぐために年間を通してマスクを着用している女性も急増中。それくらい、マスクは私たちの生活に身近なものになっています。
だったら風邪などにかかる人は減っているのでは?と思いますが、毎年必ず大流行するのはなぜなのでしょう?実は、身近になりすぎたことで、正しくマスクを着用しておらず、マスクの効果が半減しているというのです。

マスクを正しく着用しないと効果は半減以下!?

若い人によく見かけるのですが、息苦しいからなのかマスクをしているときに鼻を出していること。ムーニーでおなじみのユニ・チャームでは、マスクのサイズや装着によるPM2.5※の捕集性能の違いを検証したところ、正しく使用しないと効果は半減どころか20%にまで減るという結果が出たそう(※:PM2.5(=微小粒子状物質)とは、大気中に浮遊する小さな粒子のうち、粒子の大きさが2.5μm以下の非常に小さな粒子を指します)。

ユニ・チャームの検証内容はこちら>>

正しいマスク着用のポイント5箇条

そこで、ユニ・チャームでマスクの商品開発に携わっている田口さんに、正しいマスクの着用ポイントを教えてもらいました。
田口さん「まずは自分に合った正しいサイズを選ぶことです。大きすぎるとすき間ができてウイルス飛沫などが入り込んでしまいます。また小さすぎても鼻のまわりがズレてすき間ができる原因になります。すき間ができやすいポイントをおさえて、飛び散って上から降ってくるウイルス飛沫や、下から舞い上がってくるウイルス飛沫の両方が入り込むすき間をつくらないように着けてください」
では、田口さんにうかがったすき間ができやすい場所をおさえながら、正しい着用ポイントを見ていきましょう。

その①:鼻周りのすき間をつくらない

一番すき間ができやすいのが鼻まわり。プリーツをひろげて使うタイプのマスクの場合、鼻が当たる部分に鼻の形に調整してマスクをフィットさせる部品が入っていることが多いですが、この部品をきちんと鼻のラインに沿うようにフィットさせて使うことが大事。立体成形のタイプは最初からフィットしやすくできています。

その②:マスクの両サイドにもすき間をつくらない

意外と見落としがちなのが、頬が当たるマスクの両サイドだそう。マスクの内側にサイドからのすき間防止のギャザーが付いたタイプなら安心です。

その③:アゴもマスクの中に入れて、すき間をつくらない

これも意外と間違った着け方をしている人が多いのが、アゴの上でマスクをとめていること。逆に、大きすぎるマスクでアゴの下にスカスカにすき間ができていること。アゴもしっかりマスクに入れつつ、すき間なくフィットさせましょう。

その④:自分に合ったサイズのマスクを選ぶ

すき間ができてしまう原因の多くは、自分に合っていないサイズのマスクを着用していることだとか。特に小顔に見せる目的やすっぴん隠しでマスクをしている女性は、大きめのサイズをしていることが多いため、両サイドやアゴの部分にすき間ができてしまうのです。

田口さん「データでは多くの女性は小さめサイズがちょうどいいはずなのですが、実際の販売実績からみると間違ったサイズを着用している方がいるようです。予防を目的にしたご使用であれば、ぜひ正しいサイズ選びをしていただければと思います」

その⑤:通気性のよい素材のマスクを選ぶ

鼻を出してマスクを着けている人は、息苦しかったり暑かったりするためかもしれません。けれど今は、ウイルス飛沫やPM2.5などの微粒子はがっちりガードしつつ、通気性のよい素材のマスクもあるのです。息苦しさがなく、正しい着け方ができるものを選べばバッチリですね。

子どもが嫌がらずにマスクをつけさせるには

子どもが風邪などにかかることが心配でマスクを着けさせたいけど、面倒くさがったり嫌がったりする場合、何かいい方法がないか、田口さんに聞いてみました。

田口さん「大人とは異なる子どもの顔の設計に合わせたマスクを選んであげることが大切です。身に着けるものなので、ぶかぶかなサイズや窮屈なサイズではお子さまもマスクを嫌がりやすくなります。子どもの顔は、まだ成長段階のため、お鼻が小さい、耳が柔らかい、あごが丸いといった特徴があります。マスクもお子さまのお顔に合わせたサイズを選んでぴったり着けてもらうことが、予防にもつながります。着けてもらう際にも、『風邪をひいたお友だちがくしゃみをすると、くしゃみと一緒につばが飛ぶよね。つばの中にはウイルス君がいて、それがおもちゃにくっつくんだよ。そのおもちゃを触ったらどうなるかな?その手でご飯を食べたらどうなるかな?』と、接触感染についてわかりやすいお話でお声をかけてマスクを一緒に着けて予防をしていただけたらと思います」

子どもが風邪などにかかったら苦しそうでとってもかわいそう。けれど、その子どものお世話をするママやパパが風邪をひいてしまったら、家族全員が困ってしまいますね。だからみんなでかかる前の対策が大事。何気なく使っていたマスクが、ちょっとした工夫や選び方で効果がまったく変わってしまうのもビックリですね。毎日、みんなが正しくマスクを着けていたら、本当に風邪などにかかる人が減ってくれるかもしれません。自分のために、家族のために、早めの対策を心がけましょう!

立体タイプ、プリーツタイプ、ウイルスガードなど多様なタイプから選べる機能もバッチリなマスクはこちら

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秋から冬にかけては風邪やインフルエンザが流行り始める季節。乳幼児がインフルエンザにかかると重症になることも。マスクや予防接種など、家族みんなが風邪やインフルエンザにかからない対策についてきちんと知っておきましょう。出産・育児のサポートサイト「ベビータウン」