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海外の紙おむつ&子育て事情

2009.05.13

「日本の紙おむつは世界一!」という噂をよく耳にします。
それは赤ちゃんへのやさしさを考えて高い品質や使いやすさを求めた日本のママたちの気持ちをメーカーがカタチにした結果です。
でも、海外のママが紙おむつに求めることが日本のママと同じとは実は限らないのです。
紙おむつから垣間見える、世界の育児事情をお話しします!

取材協力:ユニ・チャームunicharm

海外のママはおむつに
何を求めているの?

日本のママに愛されているムーニーやマミーポコですが、そのまま海外に輸出しても日本のママ同様に受け入れられるわけではありません。もちろん大きな理由には、経済事情もありますから、日本と同様の品質のものだと高価すぎて手が届かない国もあるでしょう。

それだけでなく、国による子育ての習慣や文化の違いが、日本とは違ったタイプの紙おむつが求められている理由です。

では、子育ての文化がどのように違うかを見ていきましょう!

中国の場合

おむつを替える人と買う人が違う!?

中国の都市部の子育て事情の二大特徴といえることが、

  • ママの有職率が高く、育児はお手伝いさんがしている家庭が多い
  • 一人っ子政策で子どもが非常に大事にされている

ということ。
日本のママは、赤ちゃんがはいはいなどして動き出すようになると、パンツタイプの方がおむつ替えがしやすいことを知っています。でも中国のママたちは自分でほとんどおむつ替えをしないので、テープタイプとパンツタイプの使い勝手の違いをあまり理解していません。だから、テープタイプの方が赤ちゃんの成長にかかわらず人気があるようです。

大事な大事なわが子のために…

日本の紙おむつでもパンツタイプになると男の子用と女の子用がありますが、中国ではテープタイプも男女に分かれています。

日本のテープタイプは吸収材が全面にあるので男女どちらでも同じなのですが、一人っ子政策の国・中国では、日本人から見ると大げさなほどに子どもを可愛がっているため、紙おむつも「この子のため」というしつらえ感が大事なようです。

下の写真は未使用の新品の紙おむつ。日本のママが見ると、CM用にブルーのお水をかけた後の使用済みみたいに見えますが(笑)、ブルーの部分は吸収材。男の子用と女の子用では若干位置が違っています。吸収材の存在もわかりやすく「うちの子のためにこのおむつがちゃんと働いてくれている」と、中国ママは実感したいのかもしれませんね。

おしりを出しているベビー服が一般的

中国のベビー服にはとてもユニークな特徴があります。「開襠褌(カイタンク)」と呼ばれる、おしりの部分に穴が開いているもので、その下には普段何もつけていません。赤ちゃんはおしっこがしたくなるとそのまましゃがめば用を足せてしまうという便利さと、通気性がよくかぶれにくいというメリットがあります。紙おむつは主に外出時や夜に利用されているようです。

タイの場合

「紙おむつ=マミーポコ」というほど日本のおむつが浸透

タイに旅行したことがある人なら、あちこちでおなじみのくまのプーさんの紙おむつを見かけた経験があるかもしれません。日本ではくまのプーさんの紙おむつといえばムーニーですが、タイではマミーポコブランドとして親しまれていて、今や紙おむつの代名詞的存在となっています。テープタイプもパンツタイプも日本と同様に見ることができます。

今も厚手を好むタイのママ

吸収材の進化で、日本の紙おむつはどんどんスリム化されています。おむつかぶれが気になるママたちにとっても、スリム化はうれしいこと。実はおしりの蒸れを気にしているのはタイのママや中国のママも一緒です。そのため上記の中国の紙おむつも薄型タイプ。

ところが同様のはずのタイでは、今もこんな厚手タイプが好まれています。経済的な理由もありますが、タイのママは1枚で数回のおしっこを吸収させたいという要望が強いのです。
「そんなことしたらおむつかぶれになるのでは?」と日本のママは心配になりますね。実はタイでは、赤ちゃんのおむつをはずして、おしりを出している時間がけっこうあるのです。紙おむつをしているのは主に夜。だから分厚い紙おむつを使っていても、タイの赤ちゃんにおむつかぶれは多くないようです。

インドネシアの場合

紙おむつの便利さを知り始めたママたち

インドネシアのママたちも、日本のママに比べると有職率が高く、育児に紙おむつが便利だと知り始めています。ただ、インドネシアのママにとって紙おむつはまだ高価な存在。そこでユニ・チャームによって生み出されたのが、吸収材などの技術は日本の紙おむつそのままに、機能を最小限にしたエコノミー版ともいえる紙おむつです。

忙しいママでもおむつ替えがしやすいパンツタイプですが、日本の紙おむつに比べると形も違いますし、キャラクターも独自のもの。

必要なときに必要な分だけ買える!

インドネシアでは、まだ経済的に、紙おむつを毎日常時使うことはできない家庭が多いようで、主に外出時など布おむつでは不便なときに利用されています。日本のようにまとめ買いもなかなかできないため、必要なときに1枚ずつ買える1パック販売があるのがインドネシアの特徴。

日本では消耗品などはまとめ買いをした方がお得なケースがほとんどですが、インドネシアではさまざまな生活雑貨を、必要な分だけ個砲されたものを買う習慣があります。雑貨店ではツケ払いができるので、その月や週などに買った分だけまとめて後払いできるところが多いそうです。だから紙おむつも1個ずつ買えることがインドネシアのママにとってはありがたいことなのです。

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国によっておむつ事情もいろいろなんですね。
おむつかぶれ予防のためにおしりを出す時間を設けるのは可能であればちょっとまねしてみたい知恵かもしれませんね。
日本でも昔、紙おむつが登場したときはすべてのママが使える状況ではなかったし、おむつのカタチや機能も今とはぜんぜん違っていました。
今はメーカー側の技術進歩はもちろん、それぞれの国の文化や習慣、経済事情にあわせてさまざまなタイプのおむつを作ることも可能になっています。
日本の常識が世界の常識ではないこともちょっとおもしろい発見ですね。

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