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トレーニングパンツの上手な使い方

2017.07.19

子育て中の親子が必ず通る大事な道のひとつが「おむつはずれ」ですね。「いつかは誰でもはずれるもの」と頭ではわかっていても、ママたちの悩みのタネになるのも事実。「トレーニングパンツにしたのに全然進まない」と思っているママもいるかもしれませんが、トレーニングパンツははじめの一歩。焦らず上手にトレーニングパンツでトイレトレーニングする方法を、トレーニング専用の紙おむつ「トレパンマン」の開発に携わる商品担当の方にうかがいました。

取材協力:ユニ・チャームunicharm

取材協力

石川明里さん
ユニ・チャーム株式会社 グローバルマーケティング本部

ムーニーでおなじみのユニ・チャームで赤ちゃん用製品の開発に携わっていらっしゃいます。

そもそも
トレーニングパンツとは?
メリットは?

Q:トレーニングパンツは普通のおむつとどう違うのですか?

石川さん:普通の紙おむつとトレーニング用の紙おむつ(トレーニングパンツ)の一番の違いは、おしっこで濡れた感じが子どもにわかることです。一般の紙おむつはおしっこをしても、表面シートがサラサラで、子どもには濡れた感じがしないように作られています。トレーニングパンツは「おしっこした」感覚を覚えさせるために、おしっこはちゃんと吸収するけれど、感覚はわかるように作っています。紙おむつなので、モレることなく安心して親子でトレーニングができる点も良いですね。

また、ユニ・チャームの「トレパンマン」の場合、全体に色をつけて布パンツのようなデザインにすることで「今までの赤ちゃん用のおむつとは違う」と子どもが意識できるようにしています。「おにいちゃん(おねえちゃん)パンツみたいだね」と子どもが感じることで、親子とも「トイレトレーニングをがんばろう!」というスイッチが入る役割もあります。

Q:普通のおむつとトレーニングパンツとの、トイレトレーニング効果の違いは?

石川さん:トイレトレーニングは徐々に段階を踏んで進めるものです。濡れた感覚がわかるようになることで、「ちっち出た」など、ママやパパに伝えられるようになるまでもひとつのステップです。トイレトレーニングを始めようとして、普通の紙おむつからいきなりおまるに座らせてもすぐにできなくて当たり前です。段階を踏んで進める間に、「ちっち出た」から、出る前に「ちっち出そう」と言えるようになってくるのですが、その期間中は一進一退です。濡れた感覚をわからせようと、いきなり布パンツにしたり、「ちっち出そう」と先に一度言えたからとすぐに布パンツにすると、失敗した時の洗濯やお掃除をするのはママやパパの仕事です。それでストレスを溜めるのであれば、濡れた感覚がわかっておしっこはしっかりキャッチするトレーニングパンツは、いいところどりなのです。

トレーニングパンツに
するタイミングと
使い方は?

Q:普通のおむつからトレーニングパンツに切り換えるタイミングは?

石川さん:トイレトレーニングを始めるためには、子どもの成長段階がとても大事です。次の3つの要素が当てはまるようになった頃が、始めるタイミングです。

  • ひとりで歩けること
  • ママやパパのお話がある程度理解できること
  • おしっこの間隔が2~3時間あいていること

トイレトレーニングはトイレで用を足すことに慣れされる準備期間です。おむつがはずれる=トイレで用を足すためには、「歩いてトイレに行き、トイレに座っておしっこをする」必要があります。上記の3つはこのために必要なことです。

トレーニングは会話をしながら進めるものですし、お子さまがトイレで用を足せるようになっても、体が大きくなるまでは大人用に作られたトイレに自分で乗ることができないため、ママやパパを呼んで座らせてもらわなければならないので、コミュニケーションが取れる心の発育も必要なのです。

Q:トレーニングパンツにしてからママ・パパが気をつけることは?

石川さん:トレーニングパンツにしたからといって、すぐに「おしっこが出た」ことをママやパパに伝えられるようにはなりません。濡れた感じがしても、それが何なのか、はじめは子ども自身がわからないからです。大切なのは、ママやパパからの声かけやはたらきかけです。トレーニングパンツを気にする仕草を見せたり、なんだかモジモジしているときは「おしっこ出たの?」とやさしく声をかけてあげてください。そうするうちに、子どもは「この感じがおしっこした感覚なんだ」とわかるようになってきて、「おしっこ出た」と教えてくれるようになります。

それができてから、おしっこが出る前に時間を決めてトイレに誘うことを始めましょう。まだ出る前におまるやトイレに座らせることで「おしっこはここでするものなんだ」と教える段階です。それを繰り返すうちに、最終段階として「おしっこ出そう」「トイレに行きたい」と言えるようになってくるのです。

トレーニングパンツから
布パンツにする
タイミングは?

Q:トレーニングパンツを布パンツに切り換えるのはどの段階?

石川さん:おしっこが出る前に「出そう」とママやパパに教えられるようになったら、おむつ卒業の日も間近です。けれど毎回上手に言えるとは限らないのが当たり前です。遊びに集中していたり、ママが忙しそうにしていて子どもが声をかけるタイミングを逃してしまうのもよくあること。

布パンツにするのはそれぞれのタイミングでよいと思います。心が成長してくると、自分から布パンツをはきたがるお子さまも少なくありません。おうちでは布パンツ、外出するときはトレーニングパンツと使い分けから始めるのもよいと思います。多少失敗しても「着替えや掃除すればいいこと」と割り切れるママなら終日布パンツでも大丈夫でしょうし、親子とも「もらしたらどうしよう」と不安になるようであれば、併用すればよいのです。失敗の回数がなくなる頃が布パンツへの切り換えどきです。

Q:トレーニング全般で気をつけたいことは?

石川さん:トイレトレーニングは子どもの体や心の発達だけでなく、ママの気持ちも影響しやすいものです。失敗してしまったとき、ママがイライラしながら後片付けをしていると、それはお子さまに伝わります。子ども自身も「失敗してしまった」と思うことで笑顔が消えてしまうこともあります。ママが不安になったりイライラしそうな要因を取り除きながら進めることがベストです。トレーニングパンツはそれを助けるために役立つグッズなのです。

また、パパにも積極的にトイレトレーニングに参加してもらえるといいですね。特に男の子の場合、立っておしっこをすることはパパが教えた方が断然わかりやすいですよね。それだけでなく、いまトイレトレーニングでママと子どもががんばっていることをパパにも知ってもらって、パパが家にいるときは、子どもをトイレに誘ったり、パパ自身がトイレに行くときに「パパはこれからトイレに行くんだよ」と教える手助けもしてもらいましょう。ママもパパも、みんな用を足すのはトイレだとわかると、真似したい意欲でトイレトレーニングも進みやすくなることもあります。家族みんなで、楽しくトイレトレーニングできるといいですね。

これからトイレトレーニングを始めるママも、真っ最中のママも、まずはあせらないことが大事です。昔よりもトイレトレーニングを始める時期は遅くなっていますが、それは理にかなったことで、子どもの体と心がトレーニングを始める準備ができてからの方が、始めてから卒業までが早くなるようです。いずれにしても、子どもの発達の速度は個人差があるものです。よその子と比べるのではなく、みなさん自身のお子さんの成長をちゃんと見てあげてくださいね。

トイレトレーニングに役立つトレーニングパンツについて詳しくはこちら

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