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プロが教える「バランスのいい生活費って?」

2016.04.01

家計を上手に無駄なく管理したいのは、ママ共通の願いですね。
そのためには、生活費、住居費、教育費など項目ごとの支出についていつ、どれくらいかかるのかを把握することが大事。
家計簿をつけていなくても、それぞれの支出の「そもそもの意味」を振り返ると、節約できることや貯蓄すべき目標額などがわかってくるのです!
保険のプロが家計の“そもそも”を教えてくれるこのコーナー。
今回は気になる「生活費のそもそも」を教えます。

  • 2011年4月現在の情報に基づき作成しています。
    税制、社会保障制度、データ等は作成当時のもので、現在とは異なる場合がございます。

取材協力:ソニー生命保険(株)Sony Life

今回の講師

佐藤利雄さん
ソニー生命保険株式会社
横浜ライフプランナーセンター
第4支社

以前は財務・税務のシステムコンサルティングをしていた佐藤さん。2級ファイナンシャル・プランニング技能士の資格を持ち、家族の夢をかなえられるよう的確なアドバイスをする頼れるライフプランナーです。

生活費って
どこからどこまで?

生活費は毎月かかる消費支出から
住居費と教育費などをひいたもの

生活費の考え方は家庭によって異なる部分もありますが、私たちが各ご家庭の将来を具体的に見通してライフプランを設計する際には、おおざっぱにいうと、月々の支出から、「住居費(家賃や住宅ローンなど)」「教育費」「保険料」を差し引いたものを指します。

生活費に含まれる具体的な項目としては、

  • 食費
  • 水道・光熱費
  • 通信費(家の電話、携帯電話、インターネット代、新聞代、ケーブルテレビ代など)
  • 車関連維持費(ガソリン代、自動車保険、自動車税など)
  • その他(被服費、雑貨、外食費、レジャー費など)

が代表です。

私たちがライフプランを設計する際には、「旅行費」や「車の買替費」は生活に必須ではないけれど、家族の楽しみとしてかかる要素なので「夢プラン」として別項目で立てるケースが多いです。

月収や年収による
生活費の目安ってあるの?

国の統計値はあるものの、
生活費の比率は家庭次第

生活費が収入に占める割合は、ご家庭ごとの家族構成や暮らし方によって異なります。ですからお客さまから目安を尋ねられることもあるのですが、一概にはお答えできないのが事実です。

ただし、総務省統計局が毎年(毎月)家計調査を行っており、データが公表されています。

下の表は「平成22年 平均家計調査」のデータをもとに、年収別の生活費の平均値を表したものです。

  • 生活費=月間消費支出-(住居+教育+教養娯楽+その他消費支出)
  • 月間消費支出とは食料、住居、光熱・水道、家具・家事用品、被服及び履物、保健医療、交通・通信、教育、教養娯楽、その他消費支出(ご本人の固定支出等)の合計金額
年収(以上~未満) 生活
0万円~200万円 8.4万円
200万円~250万円 11.9万円
250万円~300万円 12.3万円
300万円~350万円 12.9万円
350万円~400万円 13.7万円
400万円~450万円 14.4万円
450万円~500万円 15.3万円
500万円~550万円 15.7万円
550万円~600万円 16.0万円
600万円~650万円 16.8万円
650万円~700万円 17.0万円
700万円~750万円 17.7万円
750万円~800万円 18.6万円
800万円~900万円 19.5万円
900万円~1000万円 21.1万円
1000万円~1250万円 22.3万円
1250万円~1500万円 22.2万円
1500万円以上 26.4万円

生活費の管理は目安よりも
目標と危機感が大事

繰り返しになりますが、上記の表はあくまで統計的な平均値で、年収が同じでも家族構成が自分の家庭と同じかどうかなど、事情はそれぞれです。

平均値よりも生活費がかかっているな、と感じたとしても、それで家計の収支が赤字になっていなければ問題ないことになりますし、平均値よりも低くても貯金が全然できていなければ他の項目で改善の余地があるのかもしれません。

いずれにしても、現状の支出の生活で、将来のための貯蓄も含めて問題がなければ改善する必要がないわけです。改善したいとお考えの方は、「教育費の貯蓄や家族でやりたいことの目標があるからなんとかしたい」とか、「現状では貯蓄ができない」と危機感があるかのどちらかだと思います。まずはそこをきちんとご自分たちで把握することが大事です。

生活費の無駄を省くには
どうすればいい?

どこが無駄かは
みなさんご自身が知っているはず

将来にかかる具体的な費用をデータに落としながら、ご家庭のライフプランを設計していると「節約するにはどうすればいいか?」「無駄なのはどの項目か?」とよく尋ねられますが、私は逆に「減らせるとしたらどこですか?」とお尋ねしています。たとえば食費がとてもかかっているなと私が個人的に感じたとしても、そのご家庭の楽しみが食べることだとしたら、食費を削ることは辛い努力になってしまうからです。楽しみも我慢できることも人それぞれですから、まずはご自身で減らせそうなところを考えていただくようにしています。

ただし、収支が毎年ギリギリのご家庭の場合、「支出を全体でどのくらい減らした方がよいか」という、家計全体での目標値はご提示します。たとえば「毎月1万円支出を減らすとしたら何と何を減らせますか?」と尋ねます。項目をご自身で考えることに意味があるのです。

「その他」など
不定期支出は減らしやすい

「節約をがんばっているのに家計がカツカツ」という方は、意外と「その他」の不定期な部分の支出が多いことがあります。日々の食材費は減らせないとしても、外食やレジャーなど、楽しみをゼロにする必要はなくても月に5回外食していたのを4回に減らすとどうなるか、などを検証してみる手はあります。また、ご提案としては、「同じサービスを受けても金額を減らせるものは減らしましょう」ということ。たとえば携帯電話などのセット割引サービスを利用したり、自動車保険の会社を変えてみるなどです。

家計簿はつけるに
越したことはありません

「家計簿はつけた方がいいですか?」ということもよく尋ねられますが、つけるにこしたことはありません。収支のデータ分析までしなくても、「つける」という行為によって、お金を使うことを意識するようになったり、不定期支出の要素が見えるようになるからです。

今はパソコンや携帯の無料ソフトなどで、簡単に家計簿をつけられるものもあるようなので、探してみて気軽につけ始めてみてはいかがでしょう?

節約にあまり固執しない方がいい

ご家族の将来のためにも家計の無駄を省くことは大切ですが、節約を意識しすぎてしまうと、生活を楽しむことができなくなってしまいます。ですから私たちは必要以上に「節約」ということをおすすめしていません。節約する工夫を楽しめる方ならもちろんよいと思いますが、無理につながるのはよくないことです。

特に、家計の節約のために旦那さまのお小遣いをあまり減らさないであげてください。稼ぎ手の労働意欲が失われてしまいますから(笑)。

貯蓄額を増やすのに一番大事なのは、毎月、先に貯蓄することです。会社の財形貯蓄などの天引きタイプの貯蓄が効果的。貯蓄ができない人の多くは、月々の暮らしでひと月の収入から支出後の、余ったお金を貯蓄しようとしています。そうではなく、あらかじめ貯蓄すると決めた額を収入から取り分けて、残った金額で生活してみるのが早道です。

生活費って
年齢によって変わるの?

ご家族の状況で
生活費は変動します

生活費はご家族の人数や年齢に大きく左右されますので、もちろん変化していきます。男のお子さまがいる家庭では、成長期に食費がかさんでくるでしょうし、お子さまたちが独立されてご夫婦が2人になれば逆に食費負担は減っていきます。

生活費も家計の収支の一部なので、単独で考えずに家計全体から、そして今後のご家庭の夢やあり方全体から検討して、いつが貯めどきなのか、いつが支出が苦しいときなのかを把握しておくことが大切です。

そのためにはまずライフプランを立てることが重要なのです。

いまだけでなく、未来のご家庭を思い描き、将来かかる費用を具体的に数字に落としてくと、下のようなグラフで家計の将来像を見通すことができます。これをソニー生命では「ライフプランニング」と呼んでいます。私たちライフプランナーにご相談いただければいつでも無料で各ご家庭のライフプランニングのサポートをさせていただくこともできますので、ぜひお気軽にご相談ください。

年度別収支グラフ

これはあるご家庭の年度別の収支の推移を表したグラフです。折れ線グラフが収入の推移、棒グラフは各年度ごとの支出の積み上げです。紫の部分が各年に締めるこのご家庭の生活費です。

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家計を上手に無駄なく管理したいのは、ママ共通の願い。そのためには、生活費、住居費、教育費など項目ごとの支出についていつ、どれくらいかかるのかを把握することが大事。保険のプロのライフプランナーが「生活費のそもそも」を教えてくれます。出産・育児のサポートサイト「ベビータウン」