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配偶者控除が変わったらどう働くのがいい!?

2017.03.15

ママがパートとして働く際に知っておきたいパパの配偶者控除。その控除を受けられるママの年収の上限が現在の103万円から、2018年からは150万円に引き上げられることや、社会保険の扶養の範囲についての詳細を前号でお伝えしました。では、複雑な制度の中で、ママの働き方はどう考えればいいか、お金のプロに聞きました。

  • このページは、2017年1月現在の情報に基づき作成しています。
    税制、社会保障制度、データ等は作成当時のもので、現在とは異なる場合がございます。

取材協力:ソニー生命保険(株)Sony Life

答えてくれる人

後(うしろ)信也さん

ソニー生命保険株式会社
新宿ライフプランナーセンター第11支社

前職はIT企業のエンジニア。ファイナンシャルプランナーの資格はもちろん、MDRTの会員でもある頼れるライフプランナーです。ご自身も3児のパパです。

  • Million Dollar Round Table(MDRT)とは全世界の生命保険営業職のトップクラスのメンバーで毎年構成され、本部は米国。そのメンバーは、相互研鑽と社会貢献を活動の柱とし、顧客のために商品(プラン)・知識・情報などを提供しています。

ママの働き方について、以下で詳しく伺いました。

ママが働く目的を
明確にする

所得税の配偶者控除と、社会保険の扶養の範囲で金額が異なるので、ますますママの働き方が複雑になってきましたが、どうすればよいのでしょう?

後さん

まず考えなければならないのは、「奥さまはなぜ、何のために働くか」です。
漠然とした将来への不安から「とりあえず働かなくては」とお考えの方もいるかもしれませんし、「世帯年収は多ければ多いほどいい」という考え方もあります。けれどそれでは、どんな働き方をするのがベストかの答えは出てきません。
一番大事なのは「ご家族でどんな暮らしをしたいか」「そのためにお金がいくらかかるか」を考えることです。

家族でやりたいことを一つひとつ考えていくということですか?

後さん

そうです。それを我々は「ライフプランニング」と呼んでいます。我々ライフプランナーはいつでも無料でライフプランニングをさせていただいていますが、ライフプランニングをする際に、まずみなさんに以下の様なことをうかがっています。

  • お休みの日はどのように過ごしているか(過ごしたいか)
  • 長期休暇にはどんなことをしたいか
  • ご夫婦の趣味
  • お子さまの教育計画
  • マイホーム購入のご希望
  • その他に大きなお金がかかりそうな将来の計画(独立開業など)

こうした将来の計画や夢をうかがったうえで、それぞれにかかるおおよその費用(=支出)を、いつ、どれくらいかかるか計算していきます。
そこに、普段かかっている生活費などの支出を加えていくと、ご家族でどれくらい収入が必要になるかが見えてきます。

なるほど。それで、パパの収入だけでは足りなさそうな分をママが働けばいいということですね?

後さん

簡単に言うとそうですが、家族の夢や計画を、まずは旦那さまの収入だけで達成できるかを数字で見ていきます。達成できそうな場合は、奥さまの収入がなくても大丈夫ですが、足りなさそうな場合は、「奥さまが働いて世帯収入を上げる」か「支出を減らすことができるか」をご検討いただきます。
「奥さまが働いてもOK」の場合、子育てをしながらどれくらいの時間働けるか、時給はどれくらいの仕事ならできそうか、奥さまはいつ頃からいつ頃まで働けるかなどを検討いただき、その分を世帯収入に加算していきます。
それを我々はソニー生命独自のLiPSSというしくみで、すぐにデータ化してお見せすることができます。

ソニー生命のライフプランニングで見られるデータの例

収支の数字が意味する
「生活」をイメージする

グラフですぐ見えるとわかりやすいですね。話を戻しますと、ソニー生命のLiPSSで計算してもらうと、配偶者控除や社会保険の複雑な金額もわかるのですか?

後さん

もちろんです。予めそのときの制度に従った内容がインプットされていますので、旦那さまと奥さまの年収から世帯の所得税や社会保険料の予想も加味されて計算されます。住民税や健康保険など、地域によって異なるものは、別途データを参照しながら精度を高めていくこともできます。

じゃあ、自分で計算できなくても安心なのですね。それで、先ほどの、家族の夢や計画を叶えるために、ママがどれくらい働けばいいか計算して、それが配偶者控除などの範囲を超える場合、超えても世帯年収が増えていればOKということですね?

後さん

数字上はそうですが、数字だけを見ていては奥さまの働き方が現実的なのかわからないと思います。
例えば、奥さまが3時間だけ働くなら、近くに住んでいるおじいちゃん・おばあちゃんにお子さまを預かってもらえるかもしれないけれど、6時間になると保育園に預けなければならないなど、「奥さまの収入が増える=働く時間が増える」という生活のイメージをする必要があります。また、奥さまが外で働く時間が増えると、肉体的な負担も増えますから、旦那さまも家事や育児にどれくらい時間をかけられるかも影響すると思います。
こうした数字の読み解きが最も大事だと思います。

ライフプランニング
することで、
夫婦の
共通認識がもてる

家計の数字の読み解き自体、自分たちだけでは難しい気もしますが、どうすればよいのでしょう?

後さん

ご家庭で叶えたい夢や計画がご家庭それぞれであるように、物事に対する価値観は人それぞれです。例えば、「マイホームは早めに買いたいから、子どもとの時間は多少減らしてもがんばって働きたい!」という方もいれば、「子どもが小さいうちはなるべく側にいて、マイホームのことはそれから考えればいい」という方もいらっしゃると思います。
ライフプランニングをすると、ご家族の現在の状況だけでなく、今まで言葉に出したことのない自分の価値観も見えてきます。グラフは年度別に出てきますので、「その頃、自分たちはどうしていたいか」ということを、ご夫婦で話し合って、共通の認識が持てる機会にもなると思います。

そうですね。パパの価値観はわかっているつもりでも、子どもの教育のことや将来のことなど、ちゃんと話し合ったことはないかもしれないですね。自分の価値観も、もしかしてパートで働き出したら、フルタイムでまた働きたいと思ってしまうかもしれませんし。

後さん

今回の配偶者控除のように、国の制度もまた変わるかもしれませんし、ご家庭の状況や考え方も変わっていって当然です。お子さまの手が離れたときに奥さまの働くペースを上げたり、親御さんの介護などで、逆にペースを落とさなければならないこともあるかもしれません。 家計を取り巻く状況が変わるごとにライフプランニングすることをおすすめします。

世の中がどんどん変わっていくので、これからの家計管理はもっと大変になりそうなので、ライフプランナーさんにお世話になると安心できそうです!

配偶者控除や社会保険の扶養の範囲も気になるけれど、もっと大事なのは、ママが働く目的や、家族でどんな生活をしたいかなのですね。そのうえで、扶養の範囲で働いた方がいいか、もっとがんばって働くべきかを検討すべきのようです。それをお金のプロに相談すれば、いろいろ考えずに、家族の明るい未来が見えそうです!

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