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1歳未満にハチミツは食べさせないで!都内で死亡例

2017.05.18

1歳未満にハチミツは食べさせないで!都内で死亡例

生後5ヶ月の男の子が、離乳食でハチミツを食べたことが原因で、乳児ボツリヌス症を発症し死亡――。東京都は都内で悲しい事故が起きたことを報告し、乳児ボツリヌス症の予防のため、1歳未満の乳児にハチミツを与えないよう、呼び掛けています。

乳児ボツリヌス症の原因菌は、土など自然界に広く存在しているボツリヌス菌です。この菌は、土の中など生存に適さない環境下では、休眠状態の「芽胞(がほう)」という形になります。芽胞を植物に例えると、「種子の様な耐久型の菌の状態」なのだそう。

ボツリヌス菌の芽胞がやっかいなのは、加熱や乾燥に強いこと。100℃程度では、長い時間加熱しても死滅しません。芽胞は、酸素の少ない環境に置かれると発芽・増殖し、強い毒素を作るのです。

乳児ボツリヌス症は、1歳未満の乳児にみられる病気です。ボツリヌス菌の芽胞が「原因となる食べ物」とともに体内に取り込まれ、乳児のおなかで毒素を作り出すことで発症します。症状は、数日間の便秘に続いて、哺乳力の低下、泣き声が小さくなる、全身の筋力が低下する脱力状態など。筋肉の弛緩による麻痺症状がみられるといいます。死亡することはまれで、今回は初の死亡例と報じられています。

「原因となる食べ物」として知られているのが「ハチミツ」です。自然界の花から集められた蜜に、自然界に広く存在しているボツリヌス菌の芽胞が入りこむことがあるためです。それ以外の食べ物で確認された事例はほとんどありません。

乳児ボツリヌス症は、1歳未満の乳児の腸内が未熟で、大人のようにボツリヌス菌を退治してくれる腸内細菌がいないために起こります。1歳を過ぎれば腸内環境が整うので、ハチミツを食べても発症することはありません。

今回亡くなった男の子は、発症する約1ヶ月前から離乳食として、市販のジュースにハチミツを混ぜたものを飲んでいました。

2月16日からせき・鼻水などの症状があり、2月20日にけいれんや呼吸不全などの症状で医療機関に救急搬送されて入院。3月30日に死亡しました。検査の結果、男の子の便と自宅にあった開封済みのハチミツからボツリヌス菌が検出され、死亡原因はボツリヌス菌によるものと断定されました。

厚生労働省などは、これまでも1歳未満の乳児に与えないよう注意を呼びかけてきました。多くのハチミツ製品には、注意を促す文言が記載されています。しかし、今一度、しっかり認識しておきましょう。

1歳未満の乳児に、ハチミツは絶対に与えないこと!

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