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仕事と不妊治療の両立困難。『不妊白書』で明らかに

2018.09.03

仕事と不妊治療の両立困難。『不妊白書』で明らかに

不妊で悩む人をサポートする当事者団体、NPO法人Fineは『不妊白書2018』を5月30日に発行しました。

これは昨年、同団体が実施した「仕事と不妊治療の両立に関するアンケート Part 2」の結果をまとめたもの。調査はインターネットを利用して行われ、5,526人から回答が集まりました。

現在、日本で不妊を心配したことのあるカップルは3組に1組、不妊の検査や治療を受けたことのあるカップルは5.5組に1組といわれます。仕事をしながら治療をする人も多いなか、当事者5000人超の声をまとめた「不妊白書」は日本初とのこと。

調査では、仕事をしながら不妊治療をした経験や考えたことがある人(5,471人)の約96%が「仕事と治療の両立は困難」と答え、4割が「仕事との両立が困難で働き方を変えざるを得なかった」と回答。また、そのうち半数は退職を選んでいました。仕事と不妊治療の両立を経験・考えた人の約2割が退職しているという、「不妊退職」の実態が明らかになったのです。

両立が難しい理由として「頻回かつ突然な休みが必要」(71.9%)、「あらかじめ通院スケジュールを立てることが難しい」(47.3%)が上位で、ほかに「周りに迷惑をかけて心苦しい」(25.6%)などの声もありました。また、不妊治療のために働き方を変えざるを得なかった時の気持ちとして、「これ以上は両立できなかった・限界だった」「治療を優先するため、仕事を辞める選択をした」が、それぞれ半数以上を占めています(自由記述欄を分類、複数回答)。

「女性活躍」「働き方改革」が提唱される現在、「働き続けたい」と思っても、不妊治療のために仕事を辞めざるを得ない人は少なくありません。白書では、職場に不妊治療をサポートする制度があるか、当事者はどんなサポートを望んでいるかなども取り上げています。

職場での理解不足はハラスメントにつながる可能性もあり、同団体では『不妊白書2018』を企業の人事・労務・ダイバーシティ部門など、多様な働き方の制度設計に携わる人や従業員向けのセクシャルハラスメント教育・対策を検討する人に活用してほしいとしています。

参考:

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