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意外に知られていない「液体ミルク」 国内製造解禁

2018.10.30

意外に知られていない「液体ミルク」 国内製造解禁

常温で保存できて、災害時にも便利な赤ちゃん用「液体ミルク」。その製造・販売が日本でも行えるようになりました。ママやパパは大歓迎と思いきや、江崎グリコ(大阪府大阪市)の調査によると、液体ミルクの認知度はわずか3割。でも、液体ミルクを知ったあとは半数以上が「使用してみたい」と答えています。

日本では赤ちゃんのミルクは「粉ミルク」だけでしたが、海外では液体ミルクも普及しています。母乳の代替栄養として、フィンランドでは約9割、スウェーデンでは約5割が利用しているといいます。

液体ミルクの特徴は、常温での長期保存が可能で、容器からそのまま温めずに飲ませられること。粉ミルクのようにお湯で溶かすなどの手間がかからないため、清潔なお湯が手に入らない被災地でも活用されています。

2016年の熊本地震ではフィンランドからの支援物資として、液体ミルクが提供されました。7月の西日本豪雨や9月の北海道南西部地震では、東京都が備蓄している液体ミルクを救援物資として送り、話題を集めました。

これまで、日本では液体ミルクの定義や規格基準などが定められていなかったため、国内製造・販売ができず、入手できるのは海外製品だけでした。しかし、厚生労働省は、その規格基準をまとめ、8月8日に省令を改正しました。これにより、国内での製造・販売が解禁されたのです。

これを受けて、江崎グリコ(大阪府大阪市)が、現在授乳中(0~12ヶ月)の子を持つママとパパ計1,000名を対象に行ったのが、「乳児用液体ミルクに関する調査」です。

具体的な使用シーンとしてはあげられたのは、「外出時に授乳するとき」(61.8%)、「災害時などの緊急時」(49.6%)、「夫や家族などに預けた授乳時」(41.0%)など。液体ミルクについて気になる点トップ3は、「常温で長期保存して大丈夫なのか」(60.2%)、「価格は手ごろか」(55.0%)、「熱をかけずに飲ませて衛生的に大丈夫なのか」(53.8%)でした。

こうしたニーズや不安も踏まえて、国内での商品づくりが進められるのでしょう。今後、国内メーカーなどは、製造ラインやサンプルを作り、品質調査などを行う必要があるため、液体ミルクが店頭に並ぶまでに、少なくとも1年以上かかる見通しです。

参考:

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