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子ども目線の環境づくり 「キッズデザイン賞」で後押し

2018.11.30

子ども目線の環境づくり 「キッズデザイン賞」で後押し

子どもの安全・安心と健やかな成長発達に役立つ優れた製品・空間・サービス・活動・研究の中から優れた作品を選び、広く社会に発信する「キッズデザイン賞」。第12回を迎えた今年の応募数は468点、受賞数は252点。この中から優秀作品33点が発表されました。気になる作品をご紹介します。

QuickFree®/最優秀賞・内閣総理大臣賞

YKKが2017年に販売を開始したファスナー「QuickFree®」は、子どもがひとりで簡単に開閉できて、親が着せやすいように改良されています。スライダー(持ち手)を目で確認しやすい形状にし、挿す場所の面積を広げることで、挿し間違えを軽減。さらに、左右に大きな力が加わるとスライダーが「パチッ」と外れて、ファスナーが開く解放機能を付けています。

子ども服がすべり台などの遊具やドアノブに引っ掛かって起きる、「首絞まり事故」はとても危険。この製品は、ファスナーの改良で安全性を高めたこと、「ファスナーが外れた方がよい場合もある」と気づいたことによる、新しいアプローチが評価されました。

360°ビュー・モニター/優秀賞・経済産業大臣賞

「安全・安心」をテーマにしたデザインでは、自動車メーカー・マツダの「死角にいる子どもを守る、人間中心の設計思想に基づいた360°ビュー」を備えたクルマ用モニターが受賞。子どもの自動車事故では、駐車場や狭い道路での発進や、後退・低速走行での巻き込み事故が多くなっています。このモニターは、死角にいる子どもを守るため、クルマの前・左右・後ろに設置した4つのカメラを使って、センターディスプレイに周囲の映像を表示し、ドライバーからは見えない領域をサポートします。

応急避難施設/特別賞・審査委員長特別賞

地震や豪雨などの被災地では、授乳や夜泣きのために体育館などでの避難生活をためらう親がいることが課題となっています。国土建設が、こうした避難家族のストレスを低減するため、学生のコンペを実施してカタチにした、子育て層向けの「応急避難施設」は審査委員長特別賞を受賞しました。

あずかるこちゃん/奨励賞・キッズデザイン協議会会長賞

「子どもたちを産み育てやすい」をテーマにしたデザインでは、CI Inc.が開発した、病児と病児保育施設の最適なマッチングを行う、LINEを使った病児保育ネット予約サービス「あずかるこちゃん」。パパ・ママは、問い合わせが集中する朝の電話のつながりにくさから解放され、施設側は、PC等で利用者情報を管理することで、病児保育の質を向上できるなどのメリットが評価されました。このサービスは2018年12月から開始する予定です。

フィロル/特別賞・審査委員長特別賞

家具メーカーのオカムラは、市役所などの公共施設向けのロビーチェアで、審査委員長特別賞を受賞しました。これは、親子2人で座れる幅の広い座席や、ベビーカーの取り回しを配慮したチェアで、自治体の協力による市民参加型ワークショップを複数回実施して、市民の生の声を反映しました。

「子ども視点」で様々な課題を解決

キッズデザイン賞は2007年の創設で、これまでの応募数は4,549点、受賞数は2,705点に上っています。受賞作品には「キッズデザインマーク」をつけることが認められています。

今回審査委員長を務めた益田文和氏は、「子どもの安全を考えると大人にとっての問題解決につながる可能性に出会うことができた。私たちは子どものことを考え続けることによって私たちの未来を形作っている」などとコメントしています。

参考:

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