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硬い豆やナッツ類は5歳以下の子に食べさせないで!

2021.03.12

硬い豆やナッツ類は5歳以下の子に食べさせないで!

消費者庁が食品による子どもの窒息・気管に入ってしまう誤嚥(ごえん)事故に注意するように呼びかけています。硬い豆やナッツ類、ミニトマトやブドウなどの球状の食品にも、気をつけていきましょう。

消費者庁が、2019年までの6年間分の厚生労働省の資料(人口動態統計の調査票情報)をもとに分析したところ、誤嚥で窒息したことにより亡くなった14歳以下の子どもは80名。そのうち5歳以下は73名で9割を占めていました。

特に注意が必要なのは、奥歯が生えそろわず、かみ砕く力や飲み込む力が十分ではない子どもで、豆やナッツ類での窒息や、気管に入って肺炎を起こすおそれを指摘しています。

また医療機関から寄せられた情報(2009年12月~2020年12月)を調べたところ、食品により14歳以下の子どもが窒息または誤嚥した事故は164件で、そのうち5歳以下は141件で86%。また、気道からの異物除去などの治療で入院を要する例が37件、死亡が1件、起きていました。原因となった食品は、菓子類が最も多く、豆やナッツによるものは31件でした。

具体的な事故事例を見てみましょう。

  • 保育施設で、幼児が炒り豆を食べた後、意識がない状態になっているのに気付き、病院に救急搬送したが死亡(4歳)
  • アーモンドを子どもに食べさせていた。口内に残したまま歩行中、もっと欲しがって泣いたところ、むせてせき込んだ。その後もゼイゼイした感じがあり受診した。右気管支異物により入院6日間(2歳)
  • ピーナッツ味噌を4~5粒摂取後、むせ込みゼイゼイ音がしていた。緊急気管支鏡下気道異物除去術を行い、5日間入院(4歳)。

消費者庁ウェブサイトより

また、スーパーの試食コーナーで、保護者が巨峰の汁だけを0歳児の口に入れてあげようとしたところ、そのまま飲み込んでしまい、巨峰がのどの奥(咽頭)に詰まって息ができなくなった事例や、リンゴ片(幅1cm×長さ5mm)が2歳児の咽頭に詰まって息ができなくなった事例もありました。

大人に近い咀嚼(食べ物を歯でかみ砕くこと)ができるようになり、飲み込んだり吐き出したりする力が十分に発達するのは3歳頃ですが、その2つを協調させることができるようになるのは6歳頃といわれています。

消費者庁は、どのように窒息・誤嚥事故が起こるかをコンピュータ上で実験を行い解析した結果も踏まえて、注意点を次のようにまとめています。

  • 豆やナッツ類など、硬くてかみ砕く必要のある食品は5歳以下の子どもには食べさせない。小さく砕いた場合でも、気管に入りこんでしまうと肺炎や気管支炎になるおそれがある。
  • ミニトマトやブドウ等の球状の食品は、乳幼児には4等分する、調理して軟らかくするなどして、よくかんで食べさせる。
  • 食べているときは、姿勢を良くし、食べることに集中させる。物を口に入れたままで、走ったり、笑ったり、泣いたり、声を出したりすると、誤って吸引し、窒息・誤嚥するリスクがある。

食品など異物による窒息・誤嚥で、子どもの様子がおかしいときは、すぐに救急車を呼び、指示をあおぎましょう。また、窒息・誤嚥に限らず、休日・夜間の子どもの症状にどう対処したらいいか迷ったときに、短縮番号「#8000」で、小児科医師・看護師に相談できる「子ども医療電話相談」も活用しましょう。

参考:

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